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【発明の名称】 |
冷蔵庫 |
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【氏名】石塚 貴寿 【氏名】須藤 益二 |
【課題】本発明は冷蔵庫に係り、幅寸法が奥行き寸法より大きい冷蔵庫を横方向に倒して運搬するための好適な把手取付構造に関するものである。
【解決手段】外形幅寸法が奥行き寸法に対し大きい冷蔵庫において、正面と背面以外の少なくとも1つの面に運搬用把手部を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】外形幅寸法が奥行き寸法に対し大きい冷蔵庫において、正面と背面以外の少なくとも1つの面に運搬用把手部を設けたことを特徴とする冷蔵庫。 【請求項2】前記運搬用把手部を2個設け、これら把手部は冷蔵庫の奥行き方向に平行且つ一直線上に設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫。 【請求項3】前記正面と背面を除く4面の内、前記運搬用把手部を設けた面と隣接する他の面にも運搬用把手部を設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫【請求項4】前記冷蔵庫において側面に取付ける把手部の位置が上端より250〜300mmの位置に設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫【請求項5】前記把手部は断面略「つ」字形の凹部により形成したことを特徴とする請求項1の冷蔵庫【請求項6】回転扉を有する冷蔵庫において把手部の位置を反ヒンジ側に設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫【請求項7】把手部の凹部には、据付け時に把手開口部を閉塞する着脱自在の板状の蓋を設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫【請求項8】前記蓋の片面には、物を掛けることが出来るフックを設けたことを特徴とする請求項1の冷蔵庫 |
【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】本発明は冷蔵庫に係り、幅寸法が奥行き寸法より大きい冷蔵庫を側面方向に倒して運搬するための好適な把手取付構造に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の把手取付構造を図6において説明する。 【0003】101は側板であり、102は天板、103は背面板であり、断熱材106は側板101、天板102、背面板103に密着されている。ベース107は外板101にネジで固定されている。背面板103の上方に設置された背面把手104はネジにより固定されている。上方把手104は射出成形品で形成されている。 【0004】冷蔵庫運搬においては、背面板103の上方把手104と側板101の下方前側に設けられた底面把手105を持ち後方に倒し平坦部を運搬する訳であるが、幅寸法が奥行き寸法に対し大きいものについては、前記のような運搬方法ではマンションの階段或いは通路のように狭い所を運搬することが出来ないという問題があった。 【0005】尚この種、従来技術を示す公知例には、実開平3−89380公報等がある。 【0006】 【発明が解決しようとする課題】本発明は前記従来技術の問題点を解消するためになされたものである。 【0007】幅寸法が奥行き寸法に対し大きい冷蔵庫において背面方向に倒し運搬することにより狭い通路を通ることが出来ないという問題や把手部の位置が背面板上端、側板下方前側にあるので力がかからない等の欠点を有した。 【0008】 【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決すべくなされたものである。 【0009】外形幅寸法が奥行き寸法に対し大きい冷蔵庫において、正面と背面以外の少なくとも1つの面に運搬用把手部を設けた構造としたものである。これにより搬入口の大きさにより持ち方を変えて運搬することが可能となるものである。 【0010】更に運搬用把手部を2個設け、これら把手部は冷蔵庫の奥行き方向に平行且つ一直線上に設けたものである。これにより冷蔵庫を横倒しにして運搬することが可能となるものである。 【0011】更に正面と背面を除く4面の内、前記運搬用把手部を設けた面と隣接する他の面にも運搬用把手部を設けたものである。これにより冷蔵庫を横倒しにして運搬する際にバランスよく容易に運搬することが可能となるものである。 【0012】更に側面に取付ける把手部の位置を上端より250〜300mmの位置に設けたものである。これにより冷蔵庫を運搬する際に十分な力が入れられるので使い勝手も良くなり、安全性も向上するものである。 【0013】更に把手部は断面略「つ」字形の凹部により形成したものである。これにより把手部と指の掛かり代が十分となり持ちやすくしたものである。 【0014】更に回転扉を有する冷蔵庫において把手部の位置を反ヒンジ側に設けたものである。これにより冷蔵庫を横倒しにして運搬する際に回転扉が開き事故やケガ等のない安全性の高い冷蔵庫が得られるものである。 【0015】更に把手部の凹部には、据付け時に把手開口部を閉塞する着脱自在の板状の蓋を設けたものである。これにより側板と把手部の一体観がでて意匠性も向上するものである。 【0016】更に蓋の片面には、物を掛けることが出来るフックを設けたものである。これにより据付け時には2種類の取付方ができ顧客により自由に選択することができるものである。 【0017】 【発明の実施の形態】以下本発明を幅寸法が奥行き寸法より大きい冷蔵庫に適用した一実施例につき図面を参照して説明する。 【0018】先ず図1、図2において1は側板、2は天板、3は背面板であり、断熱材5は側板1、天板2、背面板3に密着されている。8は圧縮機、9は凝縮器、10は冷却器であり、これらにより冷凍サイクルが形成されている。11は冷蔵室、12は野菜室、13は冷凍室であり、各室には前面開口部を閉塞する扉14、15、16、17を有している。この冷蔵庫の外形寸法は高さが1650mm以上で幅が600mm以上又奥行が500mm以上と比較的大型であり、かつ幅寸法が奥行き寸法より大きい冷蔵庫である。 【0019】図2は本冷蔵庫の外観を示すもので、冷蔵庫箱体の正面と背面以外の少なくとも一つの面、すなわち左右の側板1及び天板2に把手部19が設けられている。該把手部19は側板1の上端より250〜300mmの位置に冷蔵庫奥行き方向に且つ一直線上に設けられている。又、天板に設けた場合も同じく冷蔵庫奥行き方向に且つ一直線上に設けられている。該把手部19の位置を250〜300mm以外に設けると把手部19を掴んだ時に側板1と天板2の角が肘の前後に当たり腕が痛くなり、又十分な力が入らないため運搬し難いものとなるものである。 【0020】前記において正面と背面以外の4面の内、該把手部19を設けた面と隣接する他の面にも把手部19を設ける。例えば側板上方と底面端部、側板下方と天板端部のような組合わせで冷蔵庫をバランスよく安全に運搬することができる。 【0021】図3において把手部19は射出成形品により形成されており、側板1及び天板2の切欠き部に取付け、内箱との間に断熱材を発泡充填することにより密着固定されている。該把手部19の断面形状は「つ」字形の凹部20により形成されており、通常第2関節迄が入り確実に指が引っかかり十分な力が入るようになっている。 【0022】回転扉を有する冷蔵庫において、把手部19を設ける面は回転扉の回転の軸となるヒンジ18と反対側に設けることにより、ヒンジ18が回転扉の開口側上方になり運搬時に扉が全開になり事故やケガの原因となることなく安全に運搬することができる。又、該ヒンジ18が回転扉の開口側下方にあると、回転扉自身の重量により多少の衝撃や運搬時の傾きにより回転扉が全開となり事故やケガの原因となり非常に危険である。 【0023】該把手部19は、据付け時には不要となり外観上目立つ位置に設けているため、把手部の凹部20を閉塞する着脱自在の板状の蓋21を設け射出成形品により形成されている。 【0024】又、該蓋21を設けることにより外観上側板と一体になり従来通りの冷蔵庫とほぼ等しくなる。 【0025】該着脱自在の板状の蓋21の片面には、フック22が形成されている。これを裏表反対に嵌着させることにより物を掛けることができる。 【0026】次にかかる構成を有する冷蔵庫の運搬について説明する。 【0027】先ず図4において運搬通路が広い所を運搬する場合には、冷蔵庫の大きさに関係無く、従来通り冷蔵庫の背面上方に設けた背面把手4と側板下方前側に設けた底面把手5を持ち背面方向に倒し運搬するものである。 【0028】次にマンションの階段、或いは通路(ドア部を含む)を運搬する場合には、前記従来通りの運搬方法では幅寸法が奥行き寸法より大きい冷蔵庫を運搬することが困難であったが、本発明により図5に示す如く、冷蔵庫を側面方向に倒し運搬することにより、マンションの階段或いは通路を運搬することが可能となった。 【0029】 【発明の効果】運搬用把手部を正面と背面以外の面に設けることにより、冷蔵庫を側面に倒して運搬することを確実にすることができた。 【0030】更に把手部の位置、大きさも持ちやすいものにしたので、十分な力が入れられるので使い勝手も良くなり運搬においての安全性も向上する。又、把手部には着脱自在の板状の蓋を設けることにより側板との一体観がでて意匠性も向上する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005108 【氏名又は名称】株式会社日立製作所
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| 【出願日】 |
平成8年(1996)8月26日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】小川 勝男
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| 【公開番号】 |
特開平10−68575 |
| 【公開日】 |
平成10年(1998)3月10日 |
| 【出願番号】 |
特願平8−223446 |
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