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【発明の名称】 防音ドア
【発明者】 【氏名】大西 兼司

【氏名】奥平 有三

【氏名】安藤 秀行

【氏名】稲田 勇人

【要約】 【課題】遮音性能が向上し、且つ、軽量で厚みが薄く施工時の取り扱い性が向上し、デザインの自由度が高い防音ドアを提供。

【解決手段】2枚の表面板1、2を対向配置させるとともに、これらの表面板1、2の少なくとも一方の内側に多孔質弾性体3を積層し、この多孔質弾性体3の内側に多孔質板4を積層し、前記多孔質弾性体3のかさ密度を100kg/m3 以下とするとともに、ヤング率を1. 0×103 〜1. 0×106 N/m2の範囲内とし、前記多孔質板3のかさ密度を200〜500kg/m3 の範囲内とするとともに、ヤング率を1. 0×106 〜1. 0×108 N/m2の範囲内としている。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 2枚の表面板を対向配置させるとともに、これらの表面板の少なくとも一方の内側に多孔質弾性体を積層し、この多孔質弾性体の内側に多孔質板を積層し、前記多孔質弾性体のかさ密度を100kg/m3 以下とするとともに、ヤング率を1. 0×103 〜1. 0×106 N/m2の範囲内とし、前記多孔質板のかさ密度を200〜500kg/m3 の範囲内とするとともに、ヤング率を1. 0×106 〜1. 0×108 N/m2の範囲内として成ることを特徴とする防音ドア。
【請求項2】 多孔質板として、ロックウール繊維とバインダーとから形成されるロックウール吸音板を用いて成ることを特徴とする請求項1記載の防音ドア。
【請求項3】 対向配置させた2枚の表面板の両内側に多孔質弾性体をそれぞれ配して、多孔質板と多孔質弾性体とを交互に積層し、これらの表面板と、多孔質弾性体と、多孔質板とを一体の積層体に形成して成ることを特徴とする請求項1ないし2のいずれかに記載の防音ドア。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は遮音性を向上させた防音ドアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】オーディオ・ビデオルームやピアノ練習室、あるいはカラオケルームといった所で使用される防音ドアの特性としては、一般的な内装ドアと比べて重量が大きくなり、運搬、施工時の取り扱い性が悪いといった問題点があった。
【0003】図5に、従来の一般的な防音ドアであって、遮音性能が比較的良く軽量なものを示している。この防音ドアは、ドア枠10に取り付けられた二枚の表面板1、2の間に、空気層またはグラスウールもしくはウレタンフォームなどの多孔質吸音材を、吸音層11として設置した二重パネル構造のものである。
【0004】このような防音ドアにおいては、低音域における遮音性能(透過損失) が全体の遮音特性に大きく影響を与えており、二重パネル構造における遮音性能上の問題点として以下の二点が挙げられる。
【0005】1. 上記多孔質吸音材は低音域で吸音率が小さいため、低周波数域における透過損失が中空の場合に比べてさほど増加しない。
【0006】2. 二重パネル特有の低音域における共鳴によって生じる、共鳴周波数frmdでの透過損失の著しい低減が起きる。
【0007】以上のような二重パネル構造の防音ドアにおける共鳴周波数frmd は、基本的には下記の式に従う。
【0008】frmd =(ρC2 /md)1/2 /(2π)
但し、上式におけるρは空気の密度(kg/m3)であり、Cは空気中の音速(m/s)であり、mは表面板1、2の面重量(kg/m2)であり、dは表面板1、2の間隔(m)である。
【0009】上式から、二重パネルの共鳴周波数frmd を、遮音性能上あまり問題とならない100Hz程度の極めて低い周波数域に移行させるためには、非常に厚みのある防音ドアにする必要があることが分かる。しかし、防音ドアの厚みを増やせば透過損失が増加し遮音性能は上がるが、デザイン面での制約や、壁との取り合い等の関係で厚みを増やすのにも限度があり、実用的でなくなる。
【0010】上記問題点に対しては、例えば低音域で吸音特性の高い吸音材を表面板1、2の間に挿入することで、遮音性能の向上が期待できる。しかし、一般的に広く用いられている多孔質吸音材では、その吸音機構から低音域での吸音特性がほとんどないために、この音域の遮音性能の向上は期待できない。
【0011】また、防音ドアの一般的な問題点として、一般的な内装ドアに比較して重量が大きくなり、取り扱い性が悪いといった問題点が挙げられる。つまり防音ドアに必要な高い遮音性を得るためには、質量則により表面板1、2の面重量を増やして、遮音性を向上させる必要がある。しかし、防音ドアの表面板1、2の面重量を増やせば透過損失が増加し、遮音性能は上がるが、重量が増加する割には遮音性能の向上効果は小さく、さらに高い遮音性能を得るためには重くなりすぎて実用的でなくなるのである。
【0012】したがって、重量や厚みを増加させずに遮音性能を向上させることができれば、音響的にも遮音性能が優れ、且つ、軽量で施工時の取り扱い性が向上し、デザイン面での制約や壁との取り合い等の制限に対して、自由度の高い防音ドアの実現が可能となる。
【0013】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の事情に鑑み、遮音性能が向上し、且つ、軽量で厚みが薄く施工時の取り扱い性が向上し、デザインの自由度が高い防音ドアを提供することを課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決する請求項1記載の発明は、2枚の表面板1、2を対向配置させるとともに、これらの表面板1、2の少なくとも一方の内側に多孔質弾性体3を積層し、この多孔質弾性体3の内側に多孔質板4を積層し、前記多孔質弾性体3のかさ密度を100kg/m3 以下とするとともに、ヤング率を1. 0×103 〜1. 0×106 N/m2の範囲内とし、前記多孔質板3のかさ密度を200〜500kg/m3 の範囲内とするとともに、ヤング率を1. 0×106 〜1. 0×108 N/m2の範囲内として成ることを特徴として構成している。
【0015】請求項2記載の発明は、請求項1記載の発明において、多孔質板3として、ロックウール繊維とバインダーとから形成されるロックウール吸音板を用いて成ることを特徴として構成している。
【0016】請求項3記載の発明は、請求項1ないし2のいずれかに記載の発明において、対向配置させた2枚の表面板1、2の両内側に多孔質弾性体3をそれぞれ配して、多孔質板4と多孔質弾性体3とを交互に積層し、これらの表面板1、2と、多孔質弾性体3と、多孔質板4とを一体の積層体に形成して成ることを特徴として構成している。
【0017】
【発明の実施の形態】本発明の一つの実施の形態を以下に添付図を参照して説明する。
【0018】図1はこの実施の形態の一つの防音ドアを概念的に示す断面図である。この図に示すように、この防音ドアは、2枚の表面板1、2をドア枠10に取り付けて対向配置させるとともに、これらの表面板1、2の両内側に多孔質弾性体3を積層し、これらの多孔質弾性体3の両内側に多孔質板4を積層して形成されている。この場合、両側の多孔質板4の間には空間が形成されている。
【0019】また、上記の多孔質弾性体3としては、かさ密度を100kg/m3 以下とし、ヤング率を1. 0×103 〜1. 0×106 N/m2の範囲内としたものを用いている。また、上記の多孔質板3としては、かさ密度を200〜500kg/m3 の範囲内とし、ヤング率を1. 0×106 〜1. 0×108 N/m2の範囲内としたものを用いている。
【0020】なお、この図1の防音ドアでは、両側の表面板1、2のそれぞれに多孔質弾性体3および多孔質板4を積層しているが、これらの表面板1、2の少なくとも一方にのみ、多孔質弾性体3および多孔質板4を積層すしてもよいものである。
【0021】一般的に、このような表面板1、2による二重パネル構造では、共鳴周波数frmd 付近で大幅に遮音性能が低下する。この遮音性能の低下を改善するために、上記の防音ドアでは、多孔質弾性体3と多孔質板4とで形成されるバネ−マス系の共振系(共振周波数;f2 )を、表面板1、2に設置している。この共振系における共振周波数f2 を、二重パネル構造の共鳴周波数frmd 付近とすれば、動吸振機構により表面板1、2の共鳴現象を抑制し、その結果、共鳴周波数frmd付近での遮音性の低下を改善することが可能となるものである。
【0022】図2は上記図1に示す防音ドアをモデル的に示した説明図である。この図において、多孔質弾性体3(厚み;t2、ヤング率;E2)と多孔質板4(面重量;M2)とは、この防音ドアを構成する表面板1、2(面重量;m)にバネ−マス系の新しい共振系(共振周波数f1 )として設置されている。
【0023】多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造による共振周波数f2は以下のように表される。
【0024】f2=(K2/M2)1/2 /(2π)
但し、上式におけるK2は単位断面積当たりの多孔質弾性体3のバネ定数(N/m/m2)であり、M2は多孔質板4の面重量(kg/m2)である。
【0025】また、K2は次式で表される。
K2=E2/t2但し、上式におけるE2は多孔質弾性体3のヤング率(N/m2)であり、t2は多孔質弾性体3の厚み(m)である。
【0026】すなわち、表面板1、2に積層する多孔質弾性体3と多孔質板4の厚み、ヤング率、面重量等を選んで、共振周波数f2 を二重パネル構造の共鳴周波数frmd付近にもってくることが必要となる。
【0027】多孔質弾性体3としては、かさ密度が200kg/m3 以下、ヤング率1. 0×103 〜1. 0×106N/m2 の範囲内であれば、特に限定はされないが、通常ロックウール、グラスウール、不織布等の無機及び有機繊維からなる多孔質材や、ウレタン等の発泡樹脂体等が用いられる。
【0028】また多孔質板4についても同様に、かさ密度が200kg/m3 から500kg/m3の範囲内であり、ヤング率1. 0×106N/m2 〜1. 0×108N/m2 の範囲内であれば特に限定はされず、バネ−マス系の共振系においてマス(質量)としての働きをするものであれば良い。しかし、多孔質弾性体3との積層構造において、表面板1、2が音波によって加振された際に、新たな共振系(共振周波数f2 )の働きをすることが必要であり、また共振周波数f2 を二重パネル構造の共鳴周波数frmd 付近に設計できるように、多孔質弾性体3および多孔質板4の物性を適宜選択する必要がある。
【0029】さらに具体的に多孔質板4としては、ロックウール繊維とバインダーから成るロックウール吸音板や、ロックウール、グラスウールといった無機繊維を、フェノール樹脂等のバインダーで成形したボード、またはウレタンボードのような発泡性樹脂ボード等が挙げられる。
【0030】以上のようなバネ−マス系の共振系においては、マス(質量)として多孔質板4を用いていることで、多孔質弾性体3と多孔質板4とによる板振動型吸音材を構成することになる。
【0031】このため、この防音ドアに音波が入射した際には、表面板1、2の共鳴現象を抑制する以外に、多孔質板4の持つ吸音作用に加えて、多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造による板振動型吸音材の吸音作用によって、遮音性をさらに向上させることが可能となっている。
【0032】その結果、防音ドアの重量や厚みを増加させずに遮音性能を向上させることが可能となり、軽量で施工時の取り扱い性が向上し、デザイン面での制約や壁との取り合い等の制限に対して自由度の高い防音ドアが実現できているのである。
【0033】また、図3ないし図4は、それぞれこの実施の形態における一つの防音ドアを概念的に示す断面図である。
【0034】これらの防音ドアは、前記の図1のものとは異なり、対向配置させた2枚の表面板1、2の両内側に多孔質弾性体3をそれぞれ配して、多孔質板4と多孔質弾性体3とを交互に積層し、これらの表面板1、2と、多孔質弾性体3と、多孔質板4とを一体の積層体に形成しているものである。
【0035】より具体的には、図3の防音ドアでは、表面板1、2にそれぞれ積層された多孔質弾性体3と多孔質板4からなる共振系が、さらに多孔質弾性体3よって、一体に積層連結されている。また、図4に示す防音ドアでは、表面板1、2に積層された多孔質弾性体3が多孔質板4によって、一体に積層連結されている。
【0036】これらの防音ドアでは、表面板1、2に設置した多孔質弾性体3と多孔質板2との積層構造によって、表面板1、2の共鳴現象を抑制する効果に加えて、以下の効果が奏されている。つまり、表面板1、2にそれぞれ設置された多孔質弾性体3と多孔質板4とからなる共振系が一体に連結されているために、音波入射時の表面板1、2の振動を抑制する働きがあって、より遮音性が向上しているのである。
【0037】以上説明したように、上記実施の形態のいずれの防音ドアにおいても、対向させた2枚の表面板1、2を備え、この2枚の表面板1、2の少なくとも1つの内側表面に多孔質弾性体3を備え、さらにこの多孔質弾性体3の内側に多孔質板4を備えて、それぞれを積層一体化させた構造としているため、二重パネル特有の低音域の共鳴によって生じる共鳴周波数frmd の透過損失の低減を減少させ、低音域の遮音性を向上できる。
【0038】さらには、バネ−マス系の共振系においてマス(質量)として多孔質板4を用いていることで、多孔質弾性体4とこの多孔質板4とにより板振動型吸音材を構成している。この結果、表面板1、2に設置した多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造によって、表面板1、2の共鳴現象を抑制する以外に、多孔質板4の持つ吸音作用に加えて、多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造による板振動型吸音材の吸音作用により、遮音性をさらに向上させることが可能となっているのである。
【0039】
【実施例】以下により具体的な実施例を説明する。
【0040】(実施例1)この実施例の防音ドアは、図1に示した構造を有するものである。表面板1、2としては厚み3mmのラワン合板が用いられ、この表面板1、2はドア枠10に取り付けられている。また、多孔質弾性体3としては、厚み5mmのウレタンが、多孔質板4としては、厚みが9mmのロックウールボードが用いられており、この防音ドア内部は中空に形成されている。
【0041】ウレタンは密度が16kg/m3 ヤング率1. 0×106N/m2 であり、ロックウールボードの密度は400kg/m3 である。また、ラワン合板 ウレタン ロックウールボードは、それぞれ粘着性のある両面テープによって、全面で積層接着されており、取り扱い性上十分な強度に形成されている。なお、接着方法については本実施例に限るものではなく、例えば、接着剤等を用いて接着積層されてもよい。
【0042】(実施例2)この実施例の防音ドアは、図4に示した構造を有するものである。表面板1としては、実施例1と同様に、厚み3mmのラワン合板を用いている。これらのラワン合板には、多孔質弾性体3である厚み10. 5mmのウレタンをそれぞれ積層接着させている。そして、多孔質板4として厚さ9mmのロックウールボードを用いて、前記ウレタンの間にこのロックウールボードを介して、積層接着させて一体化させた構造としている。実施例1と同様にラワン合板 ウレタン ロックウールボードはそれぞれ、粘着性のある両面テープにより全面で積層接着されている。
【0043】以上の各実施例の防音ドアは、厚さ30mmのドア枠10を用いて、800mm×2000mmのサイズに形成されている。
【0044】また、比較例1は、表面板1、2に多孔質弾性体3または多孔質板4などを積層しておらず、内部を中空に形成しているものであり、比較例2は、内部に厚み9mmのロックウールボードを設けたものである。
【0045】以下の表1は、上記実施例における防音ドアの遮音性能と重量とを計測し、比較例のものと対比して示している。遮音性能の評価は、JIS規格A1416(実験室における音響透過損失測定方法)に基づいて行い、その結果をD値として示している。
【0046】
【表1】

【0047】上記の表に示すD値とは、JIS規格A1416(建築物の遮音等級)に基づいて、空間平均音圧レベル差に関する遮音等級の基準周波数特性を定めて基準曲線とし、この基準曲線が500Hzで示す音圧レベル差(dB)の数値である。したがって、D値が大きいほど遮音性能がよいことになる。
【0048】この表に示されるように、比較例の多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造を、表面板1、2に設置しない防音ドアでは、125〜250Hz付近で共鳴周波数frmd における遮音性能の大幅な低下が起こった。比較例1のように内部が中空の場合、D等級ではD−15の性能であり、また、比較例2のように内部に9mmのロックウールボードを設置することにより、遮音性は向上するものの、D等級ではD−20の性能であって、防音ドアとして充分な遮音性は得られていない。
【0049】これに対し、実施例1、2の防音ドアにおいては、いずれも多孔質弾性体3と多孔質板4との積層構造を表面板1、2に設置しないものと比較として、125〜250Hz付近の遮音性能が約10dB以上向上している。この結果、D等級としては、実施例1のものでD−35、また実施例2のものでもD−30の性能が得られている。
【0050】以上のように、上記実施例の防音ドアでは、いずれのものも、重量をほとんど増加させることなく軽量に形成されるものであり、かつ遮音性能が大幅に向上していることが分かる。
【0051】
【発明の効果】請求項1記載の発明では、適切な物性範囲の多孔質弾性体と質量膜との積層構造によって、共振周波数f1 を持つ新たなバネ−マス系の共振系が表面板に設置され、この共振周波数f1 を二重パネル構造の共鳴周波数frmd 付近とすることによって、動吸振機構により表面板の共鳴現象を抑制し、その結果、共鳴周波数frmd 付近での遮音性の低下を改善することが可能となっている。
【0052】また、多孔質弾性体と質量膜とにより板振動型吸音材を構成することができ、この板振動型吸音材の吸音作用によっても、防音ドアの遮音性能をより向上させることが可能となっている。
【0053】この結果、防音ドアの重量や厚みを増加させずに遮音性能を向上させることが可能となり、軽量で施工時の取り扱い性が向上し、デザイン面での制約や壁との取り合い等の制限に対して自由度の高い防音ドアが実現できている。
【0054】請求項2記載の発明では、多孔質板としてロックウール吸音板を用いて、吸音特性が向上している。
【0055】請求項3記載の発明では、多孔質弾性体と多孔質板とからなる共振系が、連結一体化されているために、音波入射時の表面板の振動をよりよく抑制する働きがある。すなわち、この音波入射時の表面板の振動をよりよく抑制する働きと、表面板の共鳴現象を抑制する働きとが合わさって、遮音性をさらに向上させることが可能になっている。
【出願人】 【識別番号】000005832
【氏名又は名称】松下電工株式会社
【出願日】 平成8年(1996)7月19日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】佐藤 成示 (外1名)
【公開番号】 特開平10−37619
【公開日】 平成10年(1998)2月10日
【出願番号】 特願平8−190938