トップ :: D 繊維 紙 :: D02 糸;糸またはロ−プの機械的な仕上げ;整経またはビ−ム巻き取り

【発明の名称】 セルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置
【発明者】 【氏名】吉原 誠司
【課題】糸の段階で十分なモミ・タタキ効果を与えて十分なフィブリル化を施せ、有効な酵素処理加工を行うことができ、この加工に際して綾乱れが生じにくくその後の処理も良好になし得る量産性に秀れた画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置を提供すること。

【解決手段】セルロース系繊維の綛糸1を吊り下げる吊下体2を機体に架設し、この吊下体2に吊り下げた綛糸1を左右に揺動する揺動機構4を設け、この吊下体2に向かって降下することにより吊下体2に吊り下げた綛糸1をたたくたたき機構3を設け、前記揺動機構4と共にたたき機構3を作動させて編み立て前若しくは縫製前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化し得るように構成したセルロース系繊維の加工装置。
【特許請求の範囲】
【請求項1】 セルロース系繊維の綛糸を吊下体に吊下し、この綛糸を左右に揺動すると共に、吊下体に向かって降下するたたき体により綛糸をたたいて、編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化することを特徴とするセルロース系繊維の加工方法。
【請求項2】 セルロース系繊維に酵素処理加工を施すに際してフィブリル化するためのセルロース系繊維の加工方法において、セルロース系繊維の綛糸を吊下体に吊下し、この綛糸を左右に揺動すると共に、吊下体に向かって降下するたたき体により綛糸をたたいて、編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化することを特徴とするセルロース系繊維の加工方法。
【請求項3】 前記綛糸を巻回方向に回動させながら、左右に揺動すると共にたたくことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法。
【請求項4】 前記吊下体に前記綛糸を掛け回して吊下し、この綛糸の外側に側方へ移動することにより吊下された綛糸を横押して綛糸を左右に揺動し、この揺動に際して綛糸の左右の吊下部分同志が直接接触してこすれ合わないようにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法。
【請求項5】 吊下体から洗浄液や染料などの薬液や酵素液などの所定の溶液を噴出させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法。
【請求項6】 セルロース系繊維の綛糸を吊り下げる吊下体を機体に架設し、この吊下体に吊り下げた綛糸を左右に揺動する揺動機構を設け、この吊下体に向かって降下することにより吊下体に吊り下げた綛糸をたたくたたき機構を設け、前記揺動機構と共にたたき機構を作動させて編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化し得るように構成したことを特徴とするセルロース系繊維の加工装置。
【請求項7】 前記揺動機構を、左右に移動することで前記吊下体に吊り下げた綛糸を側方へ押動して揺動せしめるシフター体を左右に移動自在に設けて構成したことを特徴とする請求項6記載のセルロース系繊維の加工装置。
【請求項8】 前記たたき機構を、所定時間間隔を置いて前記吊下体に向かって下降するたたき体を昇降自在に設け、このたたき体により吊下体上の綛糸Aを打撃するように構成したことを特徴とする請求項6,7のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置。
【請求項9】 前記吊下体を回動せしめる回動機構を設けて、この回動機構により吊下体を回動させることにより吊下体に吊り下げた綛糸を巻回方向に回動し得るように構成したことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置。
【請求項10】 前記吊下体に吊り下げた綛糸が揺動機構により左右に揺動する際、綛糸の左右の吊下部分同志が直接接触してこすれ合わないように、左右吊下部間に左右接触阻止体を配設したことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置。
【請求項11】 前記吊下体を導管体に構成し、この吊下体に注出孔を設け、吊下体から洗浄液や染料などの薬液や酵素液などの所定の溶液を噴出し得るように構成したことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、編み立て前若しくは製織前の糸の状態でフィブリル化(分繊化)するセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】近年、繊維素繊維を代表とする高重合度セルロース系繊維が脚光を浴びており、最近では「ニット,靴下,下着等」の分野にも利用され始めてきている。しかし、素材の持つ特性から毛玉になりやすいなどの欠点があり、そのため酵素処理加工が行われている。
【0003】この酵素処理加工とは、繊維素繊維は湿潤状態で摩擦する(される)ことにより、繊維が分繊化(フィブリル化)しその細かな繊維同士が絡みあって毛玉(ピール)を作る特性があるため、製品化する前の状態(織物,編物,糸等)であらかじめ故意に毛羽立たせ(フィブリル化させ)、それをセルロース分解酵素により切断(溶解)させる処理加工をいう。
【0004】しかしながら、この酵素処理加工のためのフィブリル化を、編み立て後や縫製仕上げ後に行うと、加工斑(スレ,色落ち,シワ,型くずれ等)により品質低下をきたし、製品としてはカジュアル分野の用途にしか使えない。この繊維を使用した編物製品も高級分野の商品が望まれており、編物にしてからの加工には限界があり、糸での加工が必要となってきている。
【0005】そこで、出願人は次のような糸での酵素処理加工を試みた。
【0006】ロータリーワッシャータイプの洗い機に、一綛づつネットに入れ、それを数個単位でこの洗い機に入れて加工し、終了時点でネットから出し綾乱れを直し乾燥する。
【0007】この加工法は糸の状態で織物と同様の加工効果が得られるが、一回の生産量が低く量産性に適さない。また綛全体に均一に加工処理ができない。更に綾乱れが発生しやすいためこれを直すのに手間がかかるなどの問題があり、実用化には今一歩の感があった。
【0008】また、この他に糸と糸を走行させながら摩擦して毛羽立た、次にチーズに巻きかえて酵素処理加工をする方法も提案されている。
【0009】しかし、この方法は生産性は高いが、本来やらなければならないモミ,タタキによる分繊化(毛羽立て)を摩擦による毛羽立てという手法をとっているため分繊化が不十分で、その後チーズ状で酵素処理を行っても不十分な効果しか得られない。従って、製品化後に着用・洗濯等によって再度毛羽が出るし、チーズ状態では内外層での均質な効果は得られない。また、酵素液中で繊維に摩擦、屈曲等の物理的力を加えながら処理しないと、酵素による加水分解効果は低い。
【0010】以上、従来このような方法が試みられているが、それぞれ長短があり、工業化としては未完成と言わざるを得ない。そこで本発明は、糸での酵素処理加工による改質加工をテーマに前記問題点を解決し、糸に十分なモミ・タタキ効果を与えて十分なフィブリル化を施せ、有効な酵素処理加工を行うことができ、この加工に際して綾乱れが生じにくくその後の処理も良好になし得る量産性に秀れた画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置を提供することを目的としている。
【0011】
【課題を解決するための手段】添付図面を参照して本発明の要旨を説明する。
【0012】セルロース系繊維の綛糸1を吊下体2に吊下し、この綛糸1を左右に揺動すると共に、吊下体2に向かって降下するたたき体3Aにより綛糸1をたたいて、編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化することを特徴とするセルロース系繊維の加工方法に係るものである。
【0013】また、セルロース系繊維に酵素処理加工を施すに際してフィブリル化するためのセルロース系繊維の加工方法において、セルロース系繊維の綛糸1を吊下体2に吊下し、この綛糸1を左右に揺動すると共に、吊下体2に向かって降下するたたき体3Aにより綛糸1をたたいて、編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化することを特徴とするセルロース系繊維の加工方法に係るものである。
【0014】また、前記綛糸1を巻回方向に回動させながら、左右に揺動すると共にたたくことを特徴とする請求項1,2のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法に係るものである。
【0015】また、前記吊下体2に前記綛糸1を掛け回して吊下し、この綛糸1の外側に側方へ移動することにより吊下された綛糸1を横押して綛糸1を左右に揺動し、この揺動に際して綛糸1の左右の吊下部分1B同志が直接接触してこすれ合わないようにすることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法に係るものである。
【0016】また、吊下体2から洗浄液や染料などの薬液や酵素液などの所定の溶液を噴出させることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工方法に係るものである。
【0017】また、セルロース系繊維の綛糸1を吊り下げる吊下体2を機体に架設し、この吊下体2に吊り下げた綛糸1を左右に揺動する揺動機構4を設け、この吊下体2に向かって降下することにより吊下体2に吊り下げた綛糸1をたたくたたき機構3を設け、前記揺動機構4と共にたたき機構3を作動させて編み立て前若しくは製織前の糸にもみたたき加工を施しフィブリル化し得るように構成したことを特徴とするセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0018】また、前記揺動機構4を、左右に移動することで前記吊下体2に吊り下げた綛糸1を側方へ押動して揺動せしめるシフター体4Aを左右に移動自在に設けて構成したことを特徴とする請求項6記載のセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0019】また、前記たたき機構3を、所定時間間隔を置いて前記吊下体2に向かって下降するたたき体3Aを昇降自在に設け、このたたき体3Aにより吊下体2上の綛糸1Aを打撃するように構成したことを特徴とする請求項6,7のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0020】また、前記吊下体2を回動せしめる回動機構5を設けて、この回動機構5により吊下体2を回動させることにより吊下体2に吊り下げた綛糸1を巻回方向に回動し得るように構成したことを特徴とする請求項6〜8のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0021】また、前記吊下体2に吊り下げた綛糸1が揺動機構4により左右に揺動する際、綛糸1の左右の吊下部分1B同志が直接接触してこすれ合わないように、左右吊下部1B間に左右接触阻止体7を配設したことを特徴とする請求項6〜9のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0022】また、前記吊下体2を導管体に構成し、この吊下体2に注出孔6を設け、吊下体2から洗浄液や染料などの薬液や酵素液などの所定の溶液を噴出し得るように構成したことを特徴とする請求項6〜10のいずれか1項に記載のセルロース系繊維の加工装置に係るものである。
【0023】
【発明の実施の形態】好適な本発明の実施の形態(発明をどのように実施するか)を、図面に基づいてその作用効果を示して簡単に説明する。
【0024】吊下体2に綛糸1を吊下し、揺動機構4並びにたたき機構3を作動させると、吊り下げた綛糸1は左右に揺動すると共にたたき体3Aにより吊下体2上の綛糸1Aは打撃される。この揺動と打撃により糸にもみたたき加工が施されることになり、綛糸1を巻回方向に回動させながら行うことで綾乱れを起こすことなく均一に糸の状態でフィブリル化することができる。
【0025】また、この揺動に際して綛糸1の左右の吊下部分1B同志が直接接触しないようにすることで一層均一化を図れる。
【0026】このように糸の段階で良好にフィブリル化できることになるため、糸の表面に光沢が生まれ、酵素処理により製品化後毛羽立ちの問題も生じにくく、例えば編み立ててニット製品とした場合、これまでにないシルキーな仕上がりが実現できる。
【0027】また、糸の段階で酵素処理加工を施すから、他素材との交織,交編にも応用でき、テンセル製品(商標名)の新しい顔が出現でき、バリエーションの拡大が図れる。
【0028】また、この吊下体2から所定の溶液を噴出させることにより前記加工を施しながら、綛糸1を良好に液浸できることになる。
【0029】従って、例えばまず洗浄液を噴出させることで、前記揺動並びにたたき並びに巻回方向回動によって、良好な洗浄も行えるし、所定の薬液を必要に応じて綛糸1に与えることができるし、例えば十分なフィブリル化を行った後、酵素液を噴出させることで、毛羽立ちを切断させることができ、一連の酵素処理加工を綛糸1を吊り下げたまま終了させることができる画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置となる。
【0030】
【実施例】本発明に係る具体的な加工方法を実現する本発明の具体的な加工装置の構成作動の一例を説明する。
【0031】内部をフィブリル化に適した湿潤状態に保持できる大型の箱形機体内に、数本の管状の吊下体2を並設状態に架設している。
【0032】この機体内に収納されるようにセルロース系繊維の綛糸1を各吊下体2に複数束づつ掛け回して吊り下げるように構成している。
【0033】従って、この数本の綛糸1に整然と吊り下げることにより一度に多量の綛糸1を同時にスペースを取らずに加工することができるように構成している。
【0034】この吊下体2は、断面多角形状とし、回転機構5により低速回転するように構成し、この吊下体2の低速回転により、ゆっくりと各綛糸1がその巻回方向に回動するように構成し、各綛糸1が均一に加工されるように構成している。
【0035】しかも本実施例では、吊下体2を正逆方向に回動制御できるように構成し、各綛糸1を正方向・停止・逆方向へと正逆回動させることにより一層均一なもみたたき加工が施されるようにしている。
【0036】また、この吊下体2は導管体に構成し、この吊下体2の表面に注出孔6を多数設け、この吊下体2の注出孔6から送り込んだ所定の溶液がシャワー噴出し、溶液が綛糸1に十分に染み渡るように構成している。この所定の溶液を外方から吹き付けるようにしても良いが、吊り下げる吊下体2から噴出されることで、均一にして良好に染み渡るようにすることができる。
【0037】また、箱形機体の底部には、噴出した薬液や酵素液などを溜め受ける溜部8を設け、この溜部8に溜め受けた溶液を所定の温度に加熱する加熱装置9を設け、この溜部8の溶液を前記吊下体2へ送り込む循環装置10を設け、この循環装置10には酵素処理などによりクズを取り除くストレーナ装置なども設けている。
【0038】次に揺動機構4について説明する。
【0039】前記各吊下体2の下方に移動機構4Bにより左右に移動する枠体4Cを連設状態に吊り下げ配設し、この大きな枠体4Cに各吊下体2に吊り下げた綛糸1の左右外側に配される桟杆をシフター4Aとして所定位置に並設状態に架設し、移動機構4Bにより枠体4Cが左右に揺動することにより一方のシフター体4Aが綛糸1の一方の吊下部分1Bに当接して横押することを繰り返して、綛糸1を左右に揺動するように構成している。
【0040】また、この揺動に際して各綛糸1の左右の吊下部分1B同志が直接接触してこすれ合わないように、板状の左右接触阻止体7を前記枠体4C各シフター体4A間であって吊下体2の真下に着脱自在に架設している。
【0041】また、この左右接触阻止体7を取り外すことで、各吊下体2に綛糸1を通して吊り下げ、各吊下体2に綛糸1をすべて吊り下げた後、左右接触阻止体7を架設セットできるように構成している。
【0042】この左右接触阻止体7は、前記仕切板としての機能を果たすと共に、左右揺動に際して各綛糸1の内側に接触し、内側へももみ効果を与え、一層均一なもみ加工が施せる機能も果たす。
【0043】また、次にたたき機構3について説明する。
【0044】カム機構によって所定時間間隔を置いて昇降作動するたたき体3Aを吊下体2の上部に配設し、このたたき体3Aが吊下体2に向かって下降することにより、このたたき体3Aが吊下体2上の綛糸1Aを打撃するように構成している。
【0045】この綛糸1Aは、各吊下体2上の綛糸1Aを一斉に打撃できるように長尺板状に形成し、この長尺なたたき体3Aの下面の打撃面に綛糸1を傷めないように保護板(耐熱硬質ゴムなどを採用したクッション板)を付設している。
【0046】また、このたたき体3Aはバネなどの弾圧部材で支承して打撃するように構成し、弾圧打撃することにより強力にして糸を傷めないように打撃を与え、前記巻回方向回動を行いながら行うことにより、均一なたたき効果を施すことができることになる。
【0047】
【発明の効果】本発明は上述のように構成したから、この揺動と打撃により糸に良好なもみたたき加工が施されることになり、綛糸を巻回方向に回動させながら行うことで綾乱れを起こすことなく均一に糸の状態でフィブリル化することができ、生産性に秀れた(量産性に秀れた)画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置となる。
【0048】また、請求項4並びに請求項10記載の発明においては、この揺動に際して綛糸の左右の吊下部分同志が直接接触しないようにすることで一層均一化を図れる。
【0049】このように本発明は糸の段階で良好にフィブリル化できることになるため、糸の表面に光沢が生まれ、酵素処理により製品化後毛羽立ちの問題も生じにくく、例えば編み立ててニット製品とした場合、これまにないシルキーな仕上がりが実現できる。
【0050】また、糸の段階で酵素処理加工を施すから、他素材との交織,交編にも応用でき、テンセル製品(商標名)の新しい顔が出現でき、バリエーションの拡大が図れる。
【0051】また、請求項5並びに請求項11の発明においては、この吊下体から所定の溶液を噴出させることにより前記加工を施しながら、綛糸1を良好に液浸できることになる。
【0052】従って、例えばまず洗浄液を噴出させることで、前記揺動並びにたたき並びに巻回方向回動によって、良好な洗浄も行えるし、所定の薬液を必要に応じて綛糸1に与えることができるし、例えば十分なフィブリル化を行った後、酵素液を噴出させることで、毛羽立ちを切断させることができ、一連の酵素処理加工を綛糸1を吊り下げたまま終了させることができる画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置となる。
【0053】このように本装置においては、本加工方法を確実に実現でき、装置もコンパクト化が図れ、スペースもとらずに多量の綛糸をフィブリル化でき、またこの本装置一台で一連の酵素処理加工を行えるように容易に設計することも可能となる極めて画期的なセルロース系繊維の加工方法並びにセルロース系繊維の加工装置となる。
【出願人】 【識別番号】594014292
【氏名又は名称】財団法人信濃川テクノポリス開発機構
【出願日】 平成8年(1996)8月12日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】吉井 昭栄 (外2名)
【公開番号】 特開平10−60747
【公開日】 平成10年(1998)3月3日
【出願番号】 特願平8−212303