| 【発明の名称】 |
半導体記憶装置 |
| 【発明者】 |
【氏名】堀田 泰裕
【氏名】野島 武
【氏名】小松 宏二
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| 【目的】 |
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| 【構成】 |
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数のブロックに分割された半導体記憶装置であって、該各ブロックに対応するバンク領域は、複数の副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差した複数のワード線と、該副ビット線に接続され、該メモリセルアレイの、該副ビット線の端部側に配置されたバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線に該バンク選択トランジスタを介して接続される補助導電領域とを備えており、該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、隣接する該バンク領域間では、該補助導電領域を共用する副ビット線がその対向端にて接続されている半導体記憶装置。 【請求項2】 請求項1記載の半導体記憶装置において、前記互いに接続された副ビット線と補助導電領域との間のバンク選択トランジスタを、該互いに接続された副ビット線により共用する半導体記憶装置。 【請求項3】 第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割した半導体記憶装置であって、該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を隔てて平行に配置され、第2導電型の複数列の導電領域からなる副ビット線と、該副ビット線の端部に配置された、第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線と交差するよう該半導体基板上に互いに平行に配列された複数のワード線と、該副ビット線の端部と該補助導電領域とに跨って配置されるバンク選択線と、該副ビット線及び該補助導電領域上に配列されてそれぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを有し、該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、該1つの補助導電領域に接続される、第1のバンク領域内における副ビット線の内の1列又は2列の副ビット線の端部が延長され、該端部が該第1のバンク領域に隣接する第2のバンク領域内における、該1つの補助導電領域に接続される1列又は2列の副ビット線の一端と接続されている半導体記憶装置。 【請求項4】 請求項3記載の半導体記憶装置において、前記一端同士が接続されている副ビット線と、前記1つの補助導電領域とに跨って配置されているバンク選択線を、該隣接する第1及び第2のバンク領域で共有する半導体記憶装置。 【請求項5】 請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体記憶装置において、前記隣り合う両副ビット線の一方は、その一端がバンク選択トランジスタを介して補助導電領域と接続され、該両副ビット線の他方は、該一方の副ビット線とは反対側の端がバンク選択トランジスタを介して補助導電領域に接続される半導体記憶装置。 【請求項6】 請求項2ないし5のいずれかに記載の半導体記憶装置において、隣接するバンク領域間で共有されるバンク選択線と補助導電領域を介して対向する、単一のバンク領域に対応するバンク選択線を有し、このバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタは、該補助導電領域の、ワード線と平行な辺に沿って構成されている半導体記憶装置。 【請求項7】 請求項2ないし5のいずれかに記載の半導体記憶装置において、隣接するバンク領域間で共有されるバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタを、前記補助導電領域の、前記副ビット線と平行な辺に沿って配置し、単一のバンク領域に対応するバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタを、該補助導電領域の、前記ワード線と平行な辺に沿って配置した半導体記憶装置。 【請求項8】 請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一補助導電領域に接続されるバンク選択トランジスタは、その実効ゲート幅が等しい構造とした半導体記憶装置。 【請求項9】 第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割した半導体記憶装置であって、該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を空けて平行に配置される複数列の第2導電型の導電領域からなる副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差して該半導体基板上に互いに平行に配列された複数本のワード線と、該副ビット線の端部に配置された第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線の端部と該補助導電領域との間に配置されるバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線及び補助導電領域上に配列され、それぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを備えており、該バンク領域はその隣接するもの同士が該補補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、該補助導電領域を共用する、隣接する2つのバンク領域では、一方のバンク領域の副ビット線と他方のバンク領域の副ビット線とが一端にて接続されており、該一端にて接続されている両副ビット線からなる副ビット線対と補助導電領域との間には、該隣接する2つのバンク領域でもって共有するバンク選択トランジスタが設けられており、1つの補助導電領域には、該副ビット線対が2組だけ該共有されたバンク選択トランジスタを介して接続される半導体記憶装置。 【請求項10】 請求項9記載の半導体記憶装置において、隣接する副ビット線に挟まれたメモリセル列の所定列毎に設けられた、メモリセルの導通を禁止する分離帯を有し、該分離帯に挟まれた、1つのバンク領域における一端側の補助導電領域は、このバンク領域とその一端側でこれに隣接するバンク領域とにより共有され、前記バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されているものであり、該分離帯に挟まれた、1つのバンク領域における他端側の補助導電領域は、このバンク領域とその他端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共有され、前記バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されるものである半導体記憶装置。 【請求項11】 第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割した半導体記憶装置であって、該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を空けて平行に配置される複数列の第2導電型の導電領域からなる副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差して該半導体基板上に互いに平行に配列された複数本のワード線と、該副ビット線の端部に配置された第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線の端部と該補助導電領域との間に配置されるバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線及び補助導電領域上に配列され、それぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを備えており、該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共有するよう繰り返し配置されており、隣接する副ビット線に挟まれたメモリセル列の所定列毎にメモリセルの導通を禁止する分離帯が設けられており、該分離帯に挟まれた1つのバンク領域における一端側の補助導電領域は、このバンク領域とその一端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共用され、該バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されているものであり、該分離帯に挟まれた1つのバンク領域における他端側の補助導電領域は、このバンク領域とその他端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共用され、該バンク選択トランジスタを共有する2つの副ビット線からなる副ビット線対が二対接続されるとともに、該隣接するバンク領域間で対をなす、専用のバンク選択トランジスタを有する副ビット線が、一対接続されているものである半導体記憶装置。 【請求項12】 請求項9ないし11のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一のバンク領域における、隣接する副ビット線にバンク選択トランジスタを介して接続される2つの補助導電領域の一方は、該バンク領域の一端側に配置され、該2つの補助導電領域の他方は、該バンク領域の他端側に配置されている半導体記憶装置。 【請求項13】 請求項9ないし12のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一の補助導電領域に接続される2つのバンク選択トランジスタのゲート電極をなす各バンク選択線は、それぞれ該補助導電領域と主ビット線を接続するコンタクトホールを挟んで対向するよう、隣接する別のバンク領域に配置されている半導体記憶装置。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は半導体記憶装置に関し、特にビット線として、主ビット線と副ビット線とを有する階層ビット線方式のROMのメモリセルアレイの構成に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来の読み出し専用半導体記憶装置(ROM)としては、特開平6−104406号公報に開示されているように、階層ビット線方式のROMがある。 【0003】図3はこのようなROMの等価回路を示す図、図9はその基板上でのレイアウトパターンを示す図である。 【0004】図において、200は階層ビット線方式のROMであり、第1導電型の半導体基板200aを備え、該半導体基板200aの所定の表面領域は複数のブロックに区分されており、各ブロックに対応してバンク領域BANK0,BANK1,BANK2,・・・が設けられている。 【0005】例えば、上記バンク領域BANK1は、該半導体基板200a上に形成された第2導電型の拡散層からなる複数の副ビット線SB1A〜SB7Aと、これに交差して配線されるポリシリコンからなる複数のワード線WL1A,WL2A,・・・WL32Aと、隣接する副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルとを有している。ここでメモリセルM1〜M7は、ワード線WL2Aをゲート電極とするものである。 【0006】上記バンク領域BANK1は、副ビット線の一端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB11,BB12と、副ビット線の他端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB21,BB22と、補助導電領域と副ビット線間に構成されるバンク選択トランジスタ(バンクセル)と、該バンクセルのゲート電極となるポリシリコンからなるバンク選択線とを有している。ここでは、副ビット線SB2Aの他端側部分と、該補助導電領域BB21との間にはバンクセルBT3Aが形成され、副ビット線SB3Aの一端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT2Aが形成されており、副ビット線SB5Aの一端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Aが形成され、副ビット線SB4Aの他端側部分と、該補助導電領域BB22との間にはバンクセルBT4Aが形成されている。また上記ワード線と平行に配置されるバンク選択線BS1A〜BS4Aは、上記各バンクセルBT1A〜バンクセルBT4Aのゲートとなっている。 【0007】上記各補助導電領域BB11,BB12は、それぞれコンタクトホールCC11,CC12を介して、金属配線である主ビット線MB1,MB2に接続され、上記各補助導電領域BB21,BB22は、それぞれコンタクトホールCC21,CC22を介して、金属配線である主グランド線MG1,MG2に接続されている。 【0008】また、上記バンク領域BANK2は、該半導体基板200a上に形成された第2導電型の拡散層からなる複数の副ビット線SB1B〜SB7Bと、これに交差して配線されるポリシリコンからなる複数のワード線WL1B,・・・と、隣接する副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルMとを有している。 【0009】また、上記バンク領域BANK2は、副ビット線SB1B〜SB7Bの他端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB11,BB12を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。ここでは、副ビット線SB3Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT2Bが形成され、副ビット線SB5Bの一端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Bが形成されている。また上記ワード線と平行に配置されるバンク選択線BS1B,BS2Bは、上記各バンクセルBT1B,バンクセルBT2Bのゲートとなっている。 【0010】また、バンク領域BANK0も上記バンク領域BANK1及びBANK2と同様、複数の副ビット線、複数のワード線、複数のバンク選択線を有し、さらに補助導電領域BB21,BB22を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。 【0011】次に動作について簡単に説明する。なお、以下の説明では、半導体基板の導電型はP型、副ビット線及び補助導電領域の導電型はN+型であるとして説明する。バンク選択線またはワード線の電位を高レベルとすることにより当該バンク選択線またはワード線をゲート電極とするメモリセル又はバンクセルは選択される。 【0012】ここで、メモリセルの閾値はゲート領域に打ち込まれるボロンイオンの注入量により設定することができる。イオン注入を行ったメモリセルでは閾値電圧が高くなる。従って、イオン注入量を所定の注入量とすることにより、メモリセルは、ゲート電位を高レベルとしてもオフ状態を維持するオフセルとなる。また、上記イオン注入を行わないメモリセル又はバンクセルは、ゲート電位を高レベルとするとオン状態となるオンセルとなる。 【0013】バンク選択線の配置領域のうちの、バンクセルを構成しない部分BARは、イオン注入により、バンク選択線の電位に関係なくオフ状態となるように設定しておく。 【0014】一のバンク領域に含まれる一のメモリセルの選択は、当該メモリセルのゲート電極となるワード線を高レベルとし、かつ、該メモリセルのソース及びドレインに接続されている副ビット線につながるバンクセルのゲート電極であるバンク選択線を高レベルにすることにより行う。 【0015】例えば、バンク領域BANK1におけるメモリセルM4を選択する場合、ワード線WL2A、バンク選択線BS1A,BS4Aを高レベルとし、バンクセルBT1A,BT4Aを選択する。これにより、当該副ビット線SB5A,SB4AはコンタクトホールC11,C22を介して、主ビット線MB1,主グランド線MG2に接続される。このとき、主グランド線MG2はGNDに接続され、主ビット線MB1はデータ線に接続されて、メモリセルの情報が読み出される。 【0016】 【発明が解決しようとする課題】階層ビット線方式では、一のメモリセルを読み出す場合、当該メモリセルが属するバンクのバンク選択線により所定のバンクセル及びワード線を選択することによりメモリセルを選択する。従来、バンクセルは副ビット線毎に設けられており、共通の補助導電領域に接続するバンクセルの数だけバンク選択線が必要であり、メモリセルアレイに占める面積が大きくなる。また副ビット線と主ビット線はバンクセルを介して接続されるためバンクセルのゲート幅を小さくするとビット線電流が減少し、読み出し時間が増大する。そのためバンクセルのゲート幅は可能な限り大きくする必要があるが、ゲート幅の増加はバンク領域の高さの増加、即ちメモリセルアレイの面積増加を招く。 【0017】つまりバンクセルのゲート幅を拡大することによりビット線電流を増やすことができ、メモリセルの読みだしマージンの拡大を図ることができるが、従来の構成ではメモリアレイの面積の増加を招いた。 【0018】本発明は上記のような問題点を解決するためになされたもので、バンク選択線の本数をへらし、これがメモリセルアレイに占める面積を低減することができる半導体記憶装置を得ることを目的としている。 【0019】また、本発明は、バンクセルのゲート幅を拡大してもメモリセルアレイ面積が低減できる半導体記憶装置を得ることを目的としている。 【0020】 【課題を解決するための手段】この発明(請求項1)に係る半導体記憶装置は、複数のブロックに分割されたものである。この半導体記憶装置における該各ブロックに対応するバンク領域は、複数の副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差した複数のワード線と、該副ビット線に接続され、該メモリセルアレイの、該副ビット線の端部側に配置されたバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線に該バンク選択トランジスタを介して接続される補助導電領域とを備えている。 【0021】該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、隣接する該バンク領域間では、該補助導電領域を共用する副ビット線がその対向端にて接続されている。そのことにより上記目的が達成される。 【0022】この発明(請求項2)は、請求項1記載の半導体記憶装置において、前記互いに接続された副ビット線と補助導電領域との間のバンク選択トランジスタを、該互いに接続された副ビット線により共用するものである。 【0023】この発明(請求項3)は、第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割したものである。この半導体記憶装置における該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を隔てて平行に配置され、第2導電型の複数列の導電領域からなる副ビット線と、該副ビット線の端部に配置された、第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線と交差するよう該半導体基板上に互いに平行に配列された複数のワード線と、該副ビット線の端部と該補助導電領域とに跨って配置されるバンク選択線と、該副ビット線及び該補助導電領域上に配列されてそれぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを有している。 【0024】該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、該1つの補助導電領域に接続される、第1のバンク領域内における副ビット線の内の1列又は2列の副ビット線の端部が延長され、該端部が該第1のバンク領域に隣接する第2のバンク領域内における、該1つの補助導電領域に接続される1列または2列の副ビット線の一端と接続されている。そのことにより上記目的が達成される。 【0025】この発明(請求項4)は、請求項3記載の半導体記憶装置において、前記一端同士が接続されている副ビット線と、前記1つの補助導電領域とに跨って配置されているバンク選択線を、該隣接する第1及び第2のバンク領域で共有するものである。 【0026】この発明(請求項5)は、請求項1ないし4のいずれかに記載の半導体記憶装置において、前記隣り合う両副ビット線の一方を、その一端がバンク選択トランジスタを介して補助導電領域と接続されたものとし、該両副ビット線の他方を、該一方の副ビット線とは反対側の端がバンク選択トランジスタを介して補助導電領域に接続されたものとしたものである。 【0027】この発明(請求項6)は、請求項2ないし5のいずれかに記載の半導体記憶装置において、隣接するバンク領域間で共有されるバンク選択線と補助導電領域を介して対向する、単一のバンク領域に対応するバンク選択線を有し、このバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタを、該補助導電領域の、ワード線と平行な辺に沿って構成したものである。 【0028】この発明(請求項7)は、請求項2ないし5のいずれかに記載の半導体記憶装置において、隣接するバンク領域間で共有されるバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタを、前記補助導電領域の、前記副ビット線と平行な辺に沿って配置し、単一のバンク領域に対応するバンク選択線をゲート電極とするバンク選択トランジスタを、該補助導電領域の、前記ワード線と平行な辺に沿って配置したものである。 【0029】この発明(請求項8)は、請求項1ないし7のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一補助導電領域に接続されるバンク選択トランジスタを、その実効ゲート幅が等しい構造としたものである。 【0030】この発明(請求項9)に係る半導体記憶装置は、第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割したものである。この半導体記憶装置における該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を空けて平行に配置される複数列の第2導電型の導電領域からなる副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差して該半導体基板上に互いに平行に配列された複数本のワード線と、該副ビット線の端部に配置された第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線の端部と該補助導電領域との間に配置されるバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線及び補助導電領域上に配列され、それぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを備えている。 【0031】該バンク領域はその隣接するもの同士が該補補助導電領域を共用するよう繰り返し配置されており、該補助導電領域を共用する、隣接する2つのバンク領域では、一方のバンク領域の副ビット線と他方のバンク領域の副ビット線とが一端にて接続されており、該一端にて接続されている両副ビット線からなる副ビット線対と補助導電領域との間には、該隣接する2つのバンク領域でもって共有するバンク選択トランジスタが設けられており、1つの補助導電領域には、該副ビット線対が2組だけ該共有されたバンク選択トランジスタを介して接続されている。そのことにより上記目的が達成される。 【0032】この発明(請求項10)は、請求項9記載の半導体記憶装置において、隣接する副ビット線に挟まれたメモリセル列の所定列毎に設けられた、メモリセルの導通を禁止する分離帯を有するものである。 【0033】該分離帯に挟まれた、1つのバンク領域における一端側の補助導電領域は、このバンク領域とその一端側でこれに隣接するバンク領域とにより共有され、前記バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されているものであり、該分離帯に挟まれた、1つのバンク領域における他端側の補助導電領域は、このバンク領域とその他端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共有され、前記バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されるものである。 【0034】この発明(請求項11)に係る半導体記憶装置は、第1導電型の半導体基板を備え、該半導体基板を複数のブロックに分割したものである。この半導体記憶装置における該各ブロックに対応するバンク領域は、該半導体基板の表面部分に互いに一定の間隔を空けて平行に配置される複数列の第2導電型の導電領域からなる副ビット線と、マトリクス状に配列された複数のメモリトランジスタからなり、該メモリトランジスタのドレイン又はソースが該副ビット線に接続されたメモリセルアレイと、該メモリトランジスタのゲートに接続され、該副ビット線と交差して該半導体基板上に互いに平行に配列された複数本のワード線と、該副ビット線の端部に配置された第2導電型の複数の補助導電領域と、該副ビット線の端部と該補助導電領域との間に跨って配置されるバンク選択トランジスタと、該バンク選択トランジスタのゲートに接続され、該ワード線に略平行に配線された複数のバンク選択線と、該副ビット線及び補助導電領域上に配列され、それぞれ該補助導電領域に電気的に接続される導電線である主ビット線とを備えている。 【0035】該バンク領域は、隣接するもの同士が該補助導電領域を共有するよう繰り返し配置されており、隣接する副ビット線に挟まれたメモリセル列の所定列毎にメモリセルの導通を禁止する分離帯が設けられており、該分離帯に挟まれた1つのバンク領域における一端側の補助導電領域は、このバンク領域とその一端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共用され、該バンク選択トランジスタを共有する副ビット線対が二対接続されているものである。該分離帯に挟まれた1つのバンク領域における他端側の補助導電領域は、このバンク領域とその他端側でこれに隣接する他のバンク領域とにより共用され、該バンク選択トランジスタを共有する2つの副ビット線からなる副ビット線対が二対接続されるとともに、該隣接するバンク領域間で対をなす、専用のバンク選択トランジスタを有する副ビット線が、一対接続されているものである。そのことにより上記目的が達成される。 【0036】この発明(請求項12)は、請求項9ないし11のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一のバンク領域における、隣接する副ビット線にバンク選択トランジスタを介して接続される2つの補助導電領域の一方を、該バンク領域の一端側に配置し、該2つの補助導電領域の他方は、該バンク領域の他端側に配置したものである。 【0037】この発明(請求項13)は、請求項9ないし12のいずれかに記載の半導体記憶装置において、同一の補助導電領域に接続される2つのバンク選択トランジスタのゲート電極をなす各バンク選択線を、それぞれ該補助導電領域と主ビット線を接続するコンタクトホールを挟んで対向するよう、隣接する別のバンク領域に配置したものである。 【0038】以下本発明の作用について説明する。 【0039】この発明(請求項1,2,3)においては、隣接するバンク領域間で、補助導電領域やバンクセル(バンク選択トランジスタ)を共有するから、バンクセル及びバンク選択線を減らすことができる。これにより階層ビット線方式のROMにおいてバンクセルによるビット線電流の減少を抑えつつ、メモリセルアレイの面積の減少を図ることができる。 【0040】更に共有するバンクセルを、副ビット線と主ビット線を接続するためのコンタクトホールを有する補助導電領域の、ビット線と平行な辺に沿って配置することにより、容易にバングセルのゲート幅の増加を図ることができる。 【0041】この発明(請求項4)においては、バンク選択線を、隣接するバンク領域により共有するので、バンク選択線の削減により、メモリセルアレイの面積の減少を図ることができる。 【0042】この発明(請求項5)においては、隣接する2つの副ビット線の一方についてはその一端側をバンクセルを介して補助導電領域に接続し、該両副ビット線の他方については、その他端をバンクセルを介して補助導電領域に接続するようにしたので、バンク選択トランジスタを面積効率よく配置できる。 【0043】この発明(請求項6,7)においては、共有するバンクセルを、副ビット線と主ビット線を接続するための補助導電領域の、ビット線と平行な辺、あるいはビット線と垂直な辺に沿って配置するので、容易にバングセルのゲート幅の増加を図ることができる。 【0044】この発明(請求項8)においては、同一補助導電領域に接続されるバンクセルの実効ゲート幅を同一としたので、選択されたバンクセルに拘わらずビット線電流を等しくでき、これにより読み出し時間のマージンを増大できる。 【0045】この発明(請求項9,11)においては、隣接するバンク領域間でバンクセルを共有するので、バンクセル及びバンク選択線を減らすことができる。また、1つの補助導電領域には、隣接するバンク領域の間で対をなす副ビット線対を2対接続するので、効率よくバンクセルを共有できる。つまり、1つの補助導電領域で共有する副ビット線対は最大2つ(補助導電領域の両側に位置する副ビット線対)であり、それ以上の副ビット線を1つの補助導電領域に接続する場合は、隣接するバンク領域間でバンクセルを共有することができない。従って、1つの補助導電領域に2つの副ビット線対を接続する構成が最もレイアウト上効率がよい。 【0046】この発明(請求項10,11)においては、隣接する副ビット線に挟まれたメモリセル列の所定列毎に、メモリセルの導通を禁止する分離帯を設けたので、1つのワード線に沿って連続して並ぶ複数のメモリセルがオンセルである場合、これらを介して、選択された副ビット線間で生ずるリーク電流を阻止することが可能となり、読み出しマージンの向上を図ることができる。 【0047】この発明(請求項12)においては、同一のバンク領域における隣接する副ビット線に接続される補助導電領域を、該バンク領域の相対向する両側辺部分に配置しているので、メモリセルアレイのレイアウトパターンを面積効率のよいものとできる。 【0048】この発明(請求項13)においては、同一の補助導電領域に接続される、バンク選択トランジスタを共有する2つのバンク選択線を、それぞれ補助導電領域と主ビット線とを接続するコンタクトホールを挟んで別のバンク領域に位置するように配置しているので、メモリセルアレイのレイアウトパターンを面積効率のよいものとできる。 【0049】 【発明の実施の形態】 (実施形態1)図1は本発明の実施形態1による半導体記憶装置の等価回路を示す図、図4は該半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンを示す図である。なお、この実施形態1は、請求項1〜5に対応している。 【0050】図において、101は本実施形態1の階層ビット線方式のROMであり、P型半導体基板200aを備え、該半導体基板200aの所定の表面領域は複数のブロックに区分されており、各ブロックに対応してバンク領域BANK0,BANK1,BANK2,・・・が設けられている。 【0051】例えば、上記バンク領域BANK1は、P型半導体基板200a上に形成されたN+型拡散層からなる複数の副ビット線SB1A〜SB7Aと、これに交差して配置されるポリシリコン層からなる複数のワード線WL1A〜WL32Aと、該副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルM1〜M7,Mとを有している。 【0052】また、上記バンク領域BANK1は、副ビット線の一端側に配置された、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB11,BB12、副ビット線の他端側に配置された、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB21,BB22と、該補助導電領域BB11と副ビット線SB3Aとの間に構成されるバンクセルBT2Aと、補助導電領域BB21と副ビット線SB2Aとの間に構成されるバンクセルBT3Aと、補助導電領域BB22と副ビット線SB4Aとの間に構成されるバンクセルBT4Aと、該バンクセルのゲート電極となるポリシリコンからなるバンク選択線BS2A〜BS4Aとを有している。 【0053】上記補助導電領域BB11,BB12はコンタクトホールC11,C12を介して金属配線である主ビット線MB1,MB2に接続され、上記補助導電領域BB21,BB22はコンタクトホールC21,C22を介して金属配線である主グランド線MG1,MG2に接続されている。 【0054】また、上記バンク領域BANK2は、該半導体基板200a上に形成されたN+型拡散層からなる複数の副ビット線SB1B〜SB7Bと、これに交差して配線されるポリシリコンからなる複数のワード線WL1B,・・・と、隣接する副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルMとを有している。 【0055】また、上記バンク領域BANK2は、副ビット線SB1B〜SB7Bの他端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB11,BB12を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。ここでは、副ビット線SB3Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT2Bが形成され、副ビット線SB5Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Bが形成されている。また上記ワード線と平行に配置されるバンク選択線BS1B,BS2Bは、上記各バンクセルBT1B,バンクセルBT2Bのゲートとなっている。 【0056】また、バンク領域BANK0も上記バンク領域BANK1及びBANK2と同様、複数の副ビット線、複数のワード線、複数のバンク選択線を有し、さらに補助導電領域BB21,BB22を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。 【0057】以下、特長部分について詳述すると、上述したように、隣接する第1のバンク領域BANK1及び第2のバンク領域BANK2は、補助導電領域BB11,BB12を共有しており、該補助導電領域に接続する第1のバンク領域BANK1の副ビット線SBlA〜SB7Aの一つ(例えばSB5A)と、該副ビット線に相対する隣接する第2のバンク領域(BANK2)の副ビット線SBlB〜SB7Bの一つ(SB5B)とは、それぞれ延長して互いに接続されている。 【0058】上記相接続した副ビット線SB5A及びSB5Bと、補助導電領域BB11との間には、両副ビット線で共有するバンクセルBT1Bが配置され、該バンクセルBT1Bのゲート電極となるバンク選択線BS1Bは、ワード線に平行に配線されている。 【0059】このように、隣接するバンク領域BANK1及びBANK2間でバングセルBT1Bを共有することにより、バンクセル及びバンク選択線を減らすことができる。このバンクセルBT1Bは、ゲート幅方向を副ビット線と平行な方向にとり、そのゲート領域をコンタクトホールC11を有する補助導電領域BB11の横に配置できるために、バンク領域の面積を増やすことなくゲート幅を増やすことができ、ビット線の電流の増加を図ることができる。 【0060】この実施形態1では、例えばメモリセルM4を読み出す場合は、ワード線WL2A、バンク選択線BSlB,BS4Aを高レベルとし、バンクセルBT1B,BT4Aを選択する。これによりメモリセルM4の両端につながる副ビット線SB5A及びSB4Aは、コンタクトホールC11,C22を介して主ビット線MB1、主グランド線MG2に接続される。 【0061】(実施形態2)図5は本発明の実施形態2による半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンを示す図である。なお、この実施形態2は、請求項6に対応している。 【0062】図において、102は本実施形態2の階層ビット線方式のROMであり、図4と同一符号は、実施形態1のROM101と同一のものを示している。 【0063】この実施形態2では、隣接するバンク領域BANK1及びBANK2の間で接続されている副ビット線SB5A及びSB5Bが、共通のバンクセルBT1Bを介して接続される補助導電領域BB11については、該補助導電領域BB11のワード線に沿った側辺全体にわたって、バンクセルBT2Aが形成されている。このバンクセルBT2Aは、副ビット線SB3Aと補助導電領域BB11との間に介在するものである。 【0064】このような構成の実施形態2では、該バンクセルBT2Aのゲート幅をバンク領域の面積の著しい増加を招くことなく、ワード線方向に補助導電領域BB11の幅まで拡大することができ、ビット線電流の増加を図ることができる。 【0065】(実施形態3)図6は本発明の実施形態3による半導体記憶装置を構成する層のレイアウトパターンを示す図である。 【0066】図において、103は本実施形態3の階層ビット線方式のROMであり、図5と同一符号は、実施形態2のROM102と同一のものを示している。 【0067】本実施形態3では、上記実施形態2の構成に加えて、隣接するバンク領域間で共有されるバンク選択線に隣接してこれと同一のバンク領域内に位置し、かつ該バンク選択線と同一の補助導電領域につながるバンク選択線の幅を、所定の幅に調整したものである。 【0068】つまり、バンク選択線BS2Bの幅は、バンクセルBT2Bの実効チャネル幅が補助導電領域BB11に接続される他のバンクセルBT1B,BT2Aのものと等しくなるよう設定されている。また、バンク選択線BS3Aの幅も同様に設定されている。 【0069】このような実施形態3の構成では、選択されたバンクセルに拘わらずビット線電流を等しくすることができ、読み出し時間のマージンを増加することができる。 【0070】(実施形態4)図7は、本発明の実施形態4の半導体記憶装置を構成する層のレイアウトパターンを示す図である。この実施形態4は、請求項7及び請求項8に対応している。 【0071】この実施形態4では、上記実施形態2のROM102の構成に加えて、隣接するバンク領域BANK1及びBANK2により共有されるバンク選択線BS1Bが接続される補助導電領域BB11については、バンク領域BANK2内のバンクセルBT2Bが、該補助導電領域BB11のワード線に沿った側辺全体にわたって形成されている。 【0072】また、隣接するバンク領域BANK0及びBANK1により共有されるバンク選択線BS4Aが接続される補助導電領域BB21については、バンク領域BANK1内のバンクセルBT3Aが、該補助導電領域BB21のワード線に沿った側辺全体にわたって形成されている。 【0073】このような構成の実施形態4では、コンタクトホールC11を挟んで対向する、バンク領域BANK1のバングセルBT2Aとバンク領域BANK2のバンクセルBT2Bとで、ゲート幅を等しくすることができる。これにより、選択されたバンクセルに拘わらずビット線電流を等しくすることができ、読み出し時間のマージンの増加を図ることができる。 【0074】(実施形態5)図2は本発明の実施形態5の半導体記憶装置の等価回路を示す図、図8は該半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンを示す図である。 【0075】図において、105は本実施形態5の階層ビット線方式のROMであり、P型半導体基板200aを備え、該半導体基板200aの所定の表面領域は複数のブロックに区分されており、各ブロックに対応してバンク領域BANK0,BANK1,BANK2,・・・が設けられている。本構成では5本の副ビット線SBlA〜SB5Aを一単位としてまとめて配置し、一単位の5本の副ビット線の配置領域は、ROMプログラム用のイオン注入等の処理が施された分離領域(BAR)により電気的に分離されている。 【0076】例えば、上記バンク領域BANK1は、P型半導体基板200a上に形成されたN+型拡散層からなる複数の副ビット線SB1A〜SB5Aと、これに交差して配置されるポリシリコン層からなる複数のワード線WL1A〜WL32Aと、該副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルM1〜M4,Mとを有している。 【0077】また、上記バンク領域BANK1は、副ビット線の一端側に配置された、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB11,BB12、副ビット線の他端側に配置された、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB21,BB22と、該補助導電領域BB11と副ビット線SB3Aとの間に構成されるバンクセルBT2Aと、該補助導電領域BB11と副ビット線SB1Aとの間に構成されるバンクセルBT1Aと、該補助導電領域BB11と副ビット線SB5Aとの間に構成されるバンクセルBT1Bと、補助導電領域BB21と副ビット線SB2Aとの間に構成されるバンクセルBT3Aとを有している。また、上記バンク領域BANK1は、補助導電領域BB21と副ビット線SB4Aとの間に構成されるバンクセルBT4Aと、該バンクセルのゲート電極となるポリシリコンからなるバンク選択線BS1A〜BS4A,BS1Bとを有している。 【0078】上記補助導電領域BB11,BB12はコンタクトホールC11,C12を介して金属配線である主ビット線MG1,MG2に接続され、上記補助導電領域BB21,BB22はコンタクトホールC21,C22を介して金属配線である主グランド線MB1,MB2に接続されている。 【0079】また、上記バンク領域BANK2は、該半導体基板200a上に形成されたN+型拡散層からなる複数の副ビット線SB1B〜SB5Bと、これに交差して配線されるポリシリコンからなる複数のワード線WL1B,・・・と、隣接する副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルMとを有している。 【0080】また、上記バンク領域BANK2は、副ビット線SB1B〜SB5Bの他端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB11,BB12を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。ここでは、副ビット線SB3Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT2Bが形成され、副ビット線SB5Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Bが形成され、さらに副ビット線SB1Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Aが形成されている。 【0081】また上記ワード線と平行に配置されるバンク選択線BS1B,BS2Bは、上記各バンクセルBT1B,バンクセルBT2Bのゲートとなっている。 【0082】また、バンク領域BANK0も上記バンク領域BANK1及びBANK2と同様、複数の副ビット線、複数のワード線、複数のバンク選択線を有し、さらに補助導電領域BB21,BB22を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。 【0083】以下、特長部分について詳述すると、上述したように、隣接する第1のバンク領域BANK1及び第2のバンク領域BANK2は、補助導電領域BB11,BB12を共有しており、該補助導電領域BB11に接続されるバンク領域BANK1の副ビット線SB1A,SB5Aと、該バンク領域BANK2の副ビット線SB1B,SB5Bとは、それぞれ延長して互いに接続されている。 【0084】上記相接続した副ビット線SB1A及びSB1Bと、補助導電領域BB11との間には、両副ビット線で共有するバングセルBT1Aが配置され、該バングセルBT1Aのゲート電極となるバンク選択線BS1Aは、ワード線に平行に配線されている。 【0085】上記相接続した副ビット線SB5A及びSB5Bと、補助導電領域BB11との間には、両副ビット線で共有するバングセルBT1Bが配置され、該バングセルBT1Bのゲート電極となるバンク選択線BS1Bは、ワード線に平行に配線されている。 【0086】このように、隣接するバンク領域BANK1及びBANK2間でバングセルBT1A,BT1Bを共有することにより、バンクセル及びバンク選択線を減らすことができる。 【0087】またこのバンクセルBT1A,BT1Bは、ゲート幅方向を副ビット線と平行な方向にとり、そのゲート領域をコンタクトホールC11を有する補助導電領域BB11の横に配置できるために、バンク領域の面積を増やすことなくゲート幅を増やすことができ、ビット線の電流の増加を図ることができる。 【0088】この実施形態5では、例えばメモリセルM4を読み出す場合は、ワード線WL2A、バンク選択線BS1B,BS4Aを高レベルとし、バンクセルBT1B,BT4Aを選択する。これによりメモリセルM4の両端につながる副ビット線SB5A及びSB4Aは、コンタクトホールC11,C22を介して主グランド線MG1、主ビット線MB2に接続される。 【0089】(実施形態6)図10は本発明の実施形態6による半導体記憶装置の等価回路を示す図、図13,図14,図15は、該実施形態6の半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンの例を示す図である。 【0090】図において、106は本実施形態6の階層ビット線方式のROMであり、P型半導体基板200aを備え、該半導体基板200aの所定の表面領域は複数のブロックに区分されており、各ブロックに対応してバンク領域BANK0,BANK1,BANK2,・・・が設けられている。 【0091】例えば、上記バンク領域BANK1は、P型半導体基板200a上に構成されたN+型拡散層によりなる複数の副ビット線SB1A〜SB7Aと、これに交差して配線されるポリシリコン層からなる複数のワード線WL1A〜WL32Aと、副ビット線間に構成され、ワード線をゲート電極とするメモリセルM1〜M7,Mとを有している。 【0092】また、上記バンク領域BANK1は、副ビット線SB1A〜SB7Aの一端側に配置され、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB11〜BB12と、副ビット線SB1A〜SB7Aの他端側に配置され、副ビット線と同一導電型の補助導電領域BB21〜BB22と、補助導電領域と副ビット線間に構成されるバンクセルBT1A,BT1B,BT2A,BT2Cと、該バンクセルのゲート電極となるポリシリコンからなるバンク選択線BS1A,BS1B,BS2A,BS2Bとを有している。 【0093】上記各補助導電領域は、コンタクトホールC11,C12,C21,C22により、金属配線である主ビット線MB11,MB12,MB21,MB22に接続されている。 【0094】また、上記バンク領域BANK2は、副ビット線SB1B〜SB7Bの他端側に配置された、副ビット線と同じ導電型の補助導電領域BB11,BB12を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。ここでは、副ビット線SB3Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Aが形成され、副ビット線SB5Bの他端側部分と、該補助導電領域BB11との間にはバンクセルBT1Bが形成されている。 【0095】また上記ワード線と平行に配置されるバンク選択線BS1B,BS1Aは、上記各バンクセルBT1B,バンクセルBT1Aのゲートとなっている。 【0096】また、バンク領域BANK0も上記バンク領域BANK1及びBANK2と同様、複数の副ビット線、複数のワード線、複数のバンク選択線を有し、さらに補助導電領域BB21,BB22を、上記バンク領域BANK1との間で共有している。 【0097】以下特長部分について説明する。 【0098】上述したように、隣接するバンク領域BANK1及びバンク領域BANK2は補助導電領域BB11,BB12を共有している。該バンク領域BANK1内の副ビット線SB1A〜SB7Aのうちの副ビット線SB3A及びSB5Aと、バンク領域BANK2内のSB1B〜SB7BのうちのSB3B及びSB5Bとは、互いに接続されており、それぞれ副ビット線対を構成している。そして、それぞれの副ビット線対は、バンクセルBT1A及びBT1Bを介して補助導電領域BB11に接続される。 【0099】上記バンクセルBT1A及びBT1Bのゲート電極となるバンク選択線BS1A,BS1Bは、ワード線に平行にコンタクトホールC11及びC12を挟んで配線されている。同様に補助導電領域BB21についてはバンクセルBT2A,BT2Cを介して2つの副ビット線対が接続される。バンク領域BANK0及びBANK1により共有される補助導電領域BB21,BB22に接続される副ビット線対と、バンク領域BANK1及びBANK2とにより共有される補助導電領域BB11,BB12に接続される副ビット線対とは、それぞれ交互に配線される。 【0100】このような構成の実施形態6では、1つのバンク領域に対するバンク選択線は2本のみであるので、階層ビット線方式のROMのメモリセルアレイの面積の減少を図ることができる。 【0101】また本実施形態では、1つのバンク領域当たり2本のバンク選択線と32本のワード線が配線されているが、従来方式に比べ、メモリセルアレイの面積は約(32+2)/(32+4)=17/18にすることができる。 【0102】ここで、メモリセルM2を読み出す場合は、ワード線WL2A、バンク選択線BS1A,BS2Aを高レベルとし、バンクセルBT1A,BT2Aを選択する。これにより、該副ビット線SB3A,SB2AはコンタクトホールC11,C21を介して主ビット線MB11、MB21に接続される。このとき、メモリセルM6も選択されるが、各主ビット線MB11,MB12は、コラム選択トランジスタを介してデータ線に接続され、各主ビット線MB21,MB22は、コラム選択トランジスタを介して接地されているため、コラム選択トランジスタにより、メモリセルM2のみの読み出しが可能となる。なお、ここで、上記各主ビット線MB11,MB12は、上記各実施形態1〜5における主ビット線MB1,MB2に相当し、上記各主ビット線MB21,MB22は、上記各実施形態1〜5における主グランド線MG1,MG2に相当する。 【0103】図13、図14、図15に示すレイアウトパターンは共に、図10の回路図に対応し、同一の機能のROMを実現するものであるが、LSI設計上のデザインルールの制約やバンクセルの駆動能力の必要から、図13、図14、図15のように種々の変形が可能である。 【0104】図13、図14、図15に示すレイアウトパターンの相違は、バンク選択トランジスタBT1A、BT1Bの構成である。つまり図13のレイアウトパターンでは、例えば、バンク選択トランジスタBT1A、BT1Bのゲート領域は、長方形形状の補助導電領域BB11の隣り合う2辺にまたがるよう形成されており、これに対し、図14に示すレイアウトパターンでは、バンク選択トランジスタBT1A、BT1Bのゲート領域が長方形形状の補助導電領域BB11の、副ビット線の長手方向に平行な辺に沿って配置されている。また、図15に示すレイアウトパターンでは、バンク選択トランジスタBT1A、BT1Bのゲート領域が長方形形状の補助導電領域BB11の、副ビット線の長手方向に垂直な辺に沿って配置されている。従って、図13のレイアウトパターンでは、図14及び図15に示すレイアウトパターンに比べて、バンク選択トランジスタのチャンネル幅が長くなっており、その駆動能力が高くなっている。 【0105】また、本実施形態6では、隣接する副ビット線に接続する補助導電領域は、1つのバンク領域の両側部に配置され、かつ同一補助導電領域に接続されるバンク選択線は、隣接するバンク領域に分かれて配置されている。このように補助導電領域及びバンク選択線を配置することにより、メモリセルアレイのレイアウトパターンを面積効率良く作成できると共に、メモリセルのバンク内の位置の違いによる副ビット線の抵抗を均一化できる。 【0106】(実施形態7)図11は本発明の実施形態7による半導体記憶装置の等価回路を示す図、図16は本実施形態の半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンを示す図である。 【0107】本実施形態では、上記実施形態6のROMの構成に加えて、副ビット線SB2Aと副ビット線SB3Aとの間の領域、及び副ビット線SB2Bと副ビット線SB3Bとの間の領域は電気的な分離帯BARとなっており、また、副ビット線SB6Aと副ビット線SB7Aとの間の領域、及び副ビット線SB6Bと副ビット線SB7Bとの間の領域が電気的な分離帯BARとなっている。 【0108】上記分離帯は、ROMプログラム用のイオン注入処理等により、上記副ビット線間の領域に選択的にイオン注入することにより形成することができる。 【0109】このような構成の実施形態7のROM107では、上記実施形態6の効果に加えて以下のような効果もある。 【0110】つまり、メモリセルM3を選択する場合、バンク選択線BS1A,BS2C及びワード線WL2Aを高レベルにする。この場合、メモリセルM3と同時にメモリセルM7が選択される。ところで、上記実施形態6で示した構成では、メモリセルM4〜M6がオンセルの場合、それらを介して、選択された副ビット線SB4A及びSB7A間でリーク電流が生じ、ビット線電位が変化するという弊害が生じる。しかし、本実施形態7の構成では、分離帯BARが副ビット線SB4A及びSB7A間にあるため、そのような弊害がなく読みだしマージンの向上を図ることができる。 【0111】(実施形態8)図12は本発明の実施形態8による半導体記憶装置の等価回路を示す図、図17は本実施形態の半導体記憶装置を構成する各層のレイアウトパターンを示す図である。 【0112】図において、108は本実施形態8の階層ビット線方式のROMであり、このROM108では、主ビット線MB21に3本副ビット線SB1A,SB3A,SB5AがバンクセルBT2C,BT3A,BT2Aを介して接続される構成となっている。また、主ビット線MB11には、2本副ビット線SB2A,SB4AがバンクセルBT1A,BT1Bを介して接続される構成となっている。 【0113】隣接するバンク領域BANK1とバンク領域BANK2とで共有する補助導電領域BB11には、互いに接続されている副ビット線SB2A及びSB2BがバンクセルBT1Aを介して接続され、互いに接続されている副ビット線SB4A及びSB4BがバンクセルBT1Bを介して接続されている。隣接するバンク領域BANK1とバンク領域BANK2とで共有する補助導電領域BB12についても、副ビット線との接続関係は上記補助導電領域BB11と同様になっている。 【0114】一方、隣接するバンク領域BANK0とバンク領域BANK1とで共有する補助導電領域BB21には、互いに接続されている副ビット線SB1A及びSB1C、互いに接続されているSB5A及びSB5Cが、バンクセルBT2C、BT2Aを介して接続されている。また、副ビット線SB3A,SB3CはそれぞれバンクセルBT3A,BT3Cを介して上記補助導電領域BB21に接続されている。副ビット線SB3A,SB3Cについてはバンクセルの共有ができないものの、副ビット線SB2AとSB2B、副ビット線SB4AとSB4B、副ビット線SB1AとSB1C、副ビット線SB5AとSB5Cについてのバンクセルの共有により、バンク選択線を減らすことができる。 【0115】また、補助導電領域BB11,BB21,BB12,BB22はそれぞれコンタクトホールC11,C21,C12,C22を介して主ビット線MB11、MB21,MB12,MB22に接続されている。 【0116】また、本実施形態8の構成では、5本の副ビット線SB1A〜SB5Aを一単位としてまとめて配置し、5本づつの副ビット線の配置領域の間は、ROMプログラム用のイオン注入処理等による分離帯(BAR)により電気的に分離されている。 【0117】なお、上記実施形態では、イオン注入によりROMプログラムを行うマスクROMについて説明したが、本発明は、他のマスクROMやEEPROM等の不揮発性メモリに容易に適応できることは明らかである。 【0118】 【発明の効果】以上のように本発明によれば、階層ビット線方式のROMにおいてバンクセルによるビット線電流の減少を抑えつつ、メモリセルアレイの面積の減少を図ることができる効果がある。また、バンクセルのゲート幅を拡大してもメモリセルアレイ面積を低減できる効果もある。
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| 【出願人】 |
【識別番号】000005049 【氏名又は名称】シャープ株式会社
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| 【出願日】 |
平成8年(1996)6月11日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】山本 秀策
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| 【公開番号】 |
特開平9−331030 |
| 【公開日】 |
平成9年(1997)12月22日 |
| 【出願番号】 |
特願平8−149615 |
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