| 【発明の名称】 |
CADデータ作成システムと部品実装方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】川村 竜也
【氏名】▲吉▼原 秀樹
【氏名】益田 聖
【氏名】佐藤 健一
|
| 【目的】 |
|
| 【構成】 |
|
【特許請求の範囲】
【請求項1】 複数の設備のNCデータと前記複数の設備のNCデータの実装ブロックおよび実装する部品の関係を記述したZ軸・部品名対応表とを読み込む手段と、前記読み込む手段で読み込んだデータより実基板1枚のCADデータを作成する手段と、前記CADデータ作成手段で作成されたCADデータを出力する手段と、前記CADデータ作成手段においてCADデータ変換時にコード化された角度の変換をする角度変換手段と、前記複数の設備のNCデータにおいて異なるNCデータの座標系を統一された座標系に変換する座標系補正手段とを有することを特徴とするCADデータ作成システム。 【請求項2】 前記請求項1記載のCADデータ作成システムで得られたCADデータと、使用する部品の情報を保持している部品用データベースと、実基板に実装する実装設備の情報を保持している設備用データベースとを参照して、データ作成システムは、複数の設備のNCデータを作成し、かつ、Z軸・部品名対応表を出力して実基板への部品実装を行うことを特徴とする部品実装方法。
|
【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、CAD(Computer Aided Design:計算機援用設計)データが出力されない場合に、手動で作成されたNC(Numerical Control:数値制御)データからCADデータを作成するCADデータ作成システムと部品実装方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】近年、導入されているデータ作成システムはCADデータを入力することが必要であるため、CADデータが出力されない場合には使用することができない。そのため、手動で作成されたNCデータからCADデータを作成するCADデータ作成システムが望まれている。 【0003】以下に従来のデータ作成およびデータ作成システムについて説明する。図5は従来のデータ作成の概略を示し、これは実基板1を測定するなどして基板図面を参照して手動作成機2で各実装設備用のNCデータ3を作成したり、各実装設備の部品配列を決定し、Z軸・部品名対応表4を作成していた。 【0004】図6はCADデータが入手可能なときの従来のデータ作成システムの概略を示し、これは入手可能なCADデータ5および使用する部品の情報を保持している部品用データベース6と実装する実装設備の情報を保持している設備用データベース7を参照して、データ作成システム8はNCデータ3を作成したり、Z軸・部品名対応表4を出力したりしていた。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】上記の従来のNCデータ等の作成において、CADデータがある場合には図6に示すデータ作成システム8で自動的にNCデータ3が作成されるため、作業者の負担も軽く、ミスもなかった。しかし、CADデータが入手できない場合は図6のデータ作成システムを使用することができないため、作業者の負担は大きく、ミスも発生しやすい状態であった。同じ実基板を異なったラインで生産する場合でも同じような手動の作成作業が再び発生し、前記と同様に作業者の負担は大きく、ミスも発生しやすいという問題点を有していた。さらには部品が仕様変更になったときでも同様のことがいえる。 【0006】本発明は上記従来の問題点を解決するもので、作業負担を軽くし、正確なNCデータによる不良率の低下を実現するCADデータ作成システムと部品実装方法の提供を目的とするものである。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記目的を達成するためCADデータ作成システムは、複数の設備のNCデータと前記複数の設備のNCデータの実装ブロックおよび実装する部品の関係を記述したZ軸・部品名対応表とを読み込む手段と、前記読み込む手段で読み込んだデータより実基板1枚のCADデータを作成する手段と、前記CADデータ作成手段で作成されたCADデータを出力する手段と、前記CADデータ作成手段においてCADデータ変換時にコード化された角度の変換をする角度変換手段と、前記複数の設備のNCデータにおいて異なるNCデータの座標系を統一された座標系に変換する座標系補正手段とを有することを特徴とする。 【0008】また、部品実装方法は、前記CADデータ作成システムで得られたCADデータと、使用する部品の情報を保持している部品用データベースと、実基板に実装する実装設備の情報を保持している設備用データベースとを参照して、データ作成システムは、複数の設備のNCデータを作成し、かつ、Z軸・部品名対応表を出力して実基板への部品実装を行うことを特徴とする。 【0009】 【作用】本発明のCADデータ作成システムは、CADデータが入手できない場合でも1度NCデータを手動で作成すれば、同じ実基板を異なったラインで生産する場合でもCADデータが入手可能な場合と同様に自動的なデータ作成機により得られ、作業者の負担は軽くなり、ミスも発生しないということとなる。 【0010】また、本発明の部品実装方法は、上記CADデータ作成システムで作成されたCADデータを用い、部品用と設備用の両データベースを用いデータ作成システムが、NCデータおよびZ軸・部品名対応表を作成して、実基板への部品実装を行うことができる。 【0011】 【実施例】図1は本発明の一実施例におけるCADデータシステムの構成を示すブロック図である。図1において、9はNCデータ3とZ軸・部品名対応表4を読み込む手段、10は読み込んだデータをCADデータ5に変換するCADデータ生成手段、11は生成されたCADデータ5を出力する手段、12はCADデータ変換時にコード化された角度の変換をする角度変換手段、13は異なるNCデータの座標系を統一された座標系に変換する座標系補正手段である。 【0012】次に動作を説明すると、手動で作成されたNCデータ3とZ軸・部品名対応表4を読み込み手段9により読み込み、CADデータ生成手段10によりCADデータ5を作成する。その場合、NCデータ3でコード化されている角度は角度コードの変換表14(図2で後述)を参照することにより角度変換する。さらに、NCデータ5の座標系が異なる場合は、オフセットデータ15(図3で後述)を参照にして統一座標系に座標変換する。これにより生成されたCADデータ5は、CADデータ出力手段11により、CADデータ5として出力される。 【0013】図2は図1の角度変換手段12による角度変換状態を示し、図2(1)は角度変換前のNCデータ3、図2(2)は角度コードの変換表14、図2(3)は前記角度コードの変換表14を用いて角度変換手段12で変換されたNCデータである。 【0014】また、図3は図1の座標系補正手段13による座標系補正状態を示し、図3(1)は座標系が異なる複数(図例では3種類)のNCデータ3、図3(2)はNCデータ3のオフセットデータ15、図3(3)は座標系補正手段13がオフセットデータ15を参照して統一座標系に座標変換したNCデータ3である。 【0015】図4は前記図5,図1および図6の各システムを組み合わせて使用する場合のシステム構成図である。図4において、(a)はNCデータ作成システム(図5)、(b)は本実施例にかかるCADデータ作成システム(図1)、(c)はデータ作成システム(図6)であり、各符号は前記図5,図1および図6と対応する。 【0016】この本実施例のCADデータ作成システム(b)で作成されたCADデータを他のCADデータと同様に扱えば、既存のデータ作成システム(c)を使用することができる。 【0017】また、図4に示す本実施例にかかるCADデータ作成システム(b)で得られたCADデータ5と、既存のデータ作成システム(c)における使用する部品の情報を保持している部品用データベース6と実基板1に実装する実装設備の情報を保持している設備用データベース7とを参照して、データ作成システム(c)は、複数の設備のNCデータ3を作成し、かつ、Z軸・部品名対応表4を出力して実基板1への部品実装を正確に行うことができる。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように本発明はCADデータが入手できない場合でも1度NCデータを手動で作成すれば、同じ基板を行ったラインで生産する場合でもCADデータが入手可能な場合と同様に自動的にデータ作成機により得られ、作業者の負担は軽くなり、ミスも発生しないということが実現できる。 【0019】また、作成されたCADデータに基づき実基板への部品実装を正確に行うことができる。
|
| 【出願人】 |
【識別番号】000005821 【氏名又は名称】松下電器産業株式会社
|
| 【出願日】 |
平成7年(1995)8月29日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】松村 博
|
| 【公開番号】 |
特開平9−62329 |
| 【公開日】 |
平成9年(1997)3月7日 |
| 【出願番号】 |
特願平7−220630 |
|