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マグネットスイッチおよびその固定方法 - 特開平9−32706 | j-tokkyo
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【発明の名称】 マグネットスイッチおよびその固定方法
【発明者】 【氏名】後藤 力雄

【氏名】弓山 茂

【氏名】粕渕 文明

【目的】
【構成】 中間接続用ターミナルと、端子ボルト及び、ターミナル自体を固定する固定金具の三部品を一体成形して一部品とした。
【特許請求の範囲】
【請求項1】吸引コイル端子とモータ側配線が接続される固定接点付き端子ボルトを中間接続するターミナルを設置したマグネットスイッチにおいて、前記ターミナルは中空で中心方向に数個突起部を備えたワッシャ状金具及び、中空円筒状金具を一体成形しており、前記ワッシャ状金具は前記端子ボルトを固定し、前記中空円筒状金具は前記ターミナルを接点ケースに固定していることを特徴とするマグネットスイッチ。
【請求項2】吸引コイル端子とエンジンキースイッチ側からの配線を中間接続するターミナルにおいて、前記ターミナルは中空円筒状金具を一体成形しており、前記中空円筒状金具は前記ターミナルをマグネットスイッチの接点ケースに固定していることを特徴とするマグネットスイッチ。
【請求項3】請求項1または2において、前記ターミナルと一体成形された前記中空円筒状金具の先端を前記マグネットスイッチの接点ケースの孔に挿入し、前記接点ケースを挟み込むように前記中空円筒状金具の先端を加締め固定させるマグネットスイッチの固定方法。
【請求項4】請求項3において、前記中空円筒状金具の先端は入口が広いラッパ形状であるマグネットスイッチ。
【請求項5】請求項1において、前記ターミナルと一体成形された前記ワッシャ状金具の初期形状は中心が窪んだ皿状金具であり、前記皿状金具に前記端子ボルトを挿入し、前記皿状金具を平潰しすることにより、前記端子ボルトの中心方向に前記突起部を食い込ませ、前記皿状金具と前記端子ボルトの固定接点部で前記接点ケースを挟み込み、前記端子ボルトを固定させるマグネットスイッチの固定方法。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明はスタータに係り、特に、内燃機関の始動用スタータに好適なマグネットスイッチに関する。
【0002】
【従来の技術】従来のマグネットスイッチは、例えば、特開昭61−85575 号公報で知られている。この公報に記載されている固定接点付き端子ボルト,吸引コイル端子、及び中間接続用ターミナルは、接点ケースに固定されている。固定方法は別に固定用金具が必要であり、固定用金具と接点ケースで挟み込むように加締め固定されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術では、組立時に部品点数が多く、また固定用金具が小さいため治具へのセッティングに時間が掛かり、工数が大幅に掛かっていた。
【0004】本発明の目的は部品点数低減及び、組立工数低減を図ることにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は端子ボルト固定用金具と、端子ボルトと吸引コイルを中間接続しているターミナルの固定用金具をターミナルに一体成形することにより達成できる。
【0006】
【作用】ターミナルに一体成形された皿状金具に固定接点付き端子ボルトを通し、皿状金具を平潰しにすることにより皿状金具と端子ボルトの固定接点部が接点ケースを挟み込むように端子ボルトを固定させる。また、ターミナルの他端に一体成形されている中空円筒状金具の先端を接点ケースの孔に挿入し、接点ケースを挟み込むように中空円筒金具の先端を加締めて固定させる。
【0007】
【実施例】本発明の実施例について図を用いて詳細に説明する。
【0008】図1はスタータ用マグネットスイッチに本発明を用いたものである。
【0009】モータ側からのリード線接続用端子ボルト1と、マグネットスイッチの吸引コイル間の中間接続用ターミナル2は、マグネットスイッチの接点ケース3に固定されている。図2にその断面図を示す。端子ボルト1及びターミナル2は、接点ケース3に固定するため、ターミナル2に端子ボルト1の固定金具2a及びターミナル2の固定金具2bが一体成形されており、固定用金具を加締めることにより接点ケースに固定する。図3はターミナル2の初期形状を示す。固定金具2aは中央に孔が空き、中心が窪んだ皿形状をしている。孔には孔中心方向に数箇所突起部2cが設けられている。皿形状固定金具2aを平潰しすることにより、突起部2cは中心方向に移動し図4のような平坦時の突起部2cは、皿形状時より内径が小さくなる。固定金具2bは、マグネットスイッチの吸引コイルが貫通可能な中空円筒で薄肉に深絞り成形した形状となっている。
【0010】組立方法は、図5に示すように端子ボルト1を皿状固定金具2aの孔に挿入する。その時点で、円筒状固定金具2bの先端が接点ケース3の孔に数mm挿入されるようにする。皿状固定金具2aを図5の下方向に平潰しすることにより、突起部2cが中心方向に移動し端子ボルト1に食い込み、固定金具2aと端子ボルト1の固定接点部1aで接点ケース3を挟み込み、端子ボルト1を固定する。皿状固定金具2aを下方向に平潰しすることにより、円筒状固定金具2b先端が自動的に下方向に移動し、接点ケース3孔の端面3aから先端が出張るようにする。出張った先端は、図2のように先端側が広いラッパ形状に加締めてターミナル2を接点ケース3に固定させる。マグネットスイッチの吸引コイルは図2の下方向から挿入されるので、挿入性を良くするためにラッパ形状にすることにより、コイル挿入ガイドの役目をする。本発明により三部品を一部品に低減でき、組立作業工程も短縮できる。また、同様にエンジン側からのリード線とマグネットスイッチの吸引コイルの中間接続ターミナル4にも円筒状固定金具4aが一体成形されており、同様に円筒状固定金具4aの先端をラッパ形状に加締めて固定する。
【0011】
【発明の効果】本発明により部品点数が低減でき、組立作業性が良好なマグネットスイッチが提供できる。
【出願人】 【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
【出願日】 平成7年(1995)7月24日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
【公開番号】 特開平9−32706
【公開日】 平成9年(1997)2月4日
【出願番号】 特願平7−186812