トップ :: F 機械工学 照明 加熱 武器 爆破 :: F02 燃焼機関;風力原動機,ばね原動機,重力原動機;他類に属さない機械動力または反動推進力を発生するもの




【発明の名称】 スタータ
【発明者】 【氏名】小俣 繁彦

【氏名】弓山 茂

【氏名】遠藤 寿衛融

【目的】
【構成】 1はスタータ、2はフロントブラケット、3はフロントブラケットのノーズ部、4はスタータを機関に取り付けるための嵌合部であり、5は機関の機枠を表している。フロントブラケットのノーズ部3が、スタータを機関に取り付けるための嵌合部4に対して、偏心している。
【特許請求の範囲】
【請求項1】機関を始動させるための回転力を発生させる電動機を備え、前記機関に取り付けるためのノーズを有したフロントブラケットを備えているスタータにおいて、前記スタータを前記機関に取り付けるための嵌合部と前記フロントブラケットの前記ノーズが、偏心していることを特徴とするスタータ。
【発明の詳細な説明】【0001】
【産業上の利用分野】本発明は機関を始動させるための回転力を発生させる電動機を備えているスタータに関する。
【0002】
【従来の技術】従来の技術は、例えば、実公平2−9097 号公報で知られている。この公報の図1には、スタータを機関に取り付けるための嵌合部とフロントブラケットのノーズ部が、同心軸上に構成されていることが記載されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】従来技術ではスタータを機関に取り付ける際、機関の機枠の形状によってはフロントブラケットのノーズ部と機関の機枠が、干渉するという問題があった。
【0004】またこのような問題が発生したときは、ノーズを有していないフロントブラケットを備えた、高価で特殊なスタータを用いなければならないという欠点があった。
【0005】本発明の目的は、高価で特殊なスタータを用いることなく、干渉を解決できるスタータを提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】目的を達成するために、本発明はフロントブラケットのノーズ部を、スタータを機関に取り付けるための嵌合部に対して、干渉を避ける方向に偏心させた。
【0007】
【作用】スタータを機関に取り付けるための嵌合部に対して、フロントブラケットのノーズ部を偏心させることにより、フロントブラケットと機関の干渉を防止することができる。
【0008】
【実施例】図1、及び図2に本発明の一実施例を示す。1はスタータ、2はフロントブラケット、3はフロントブラケットのノーズ部、4はスタータ1を機関に取り付けるための嵌合部、5は機関の機枠、6は機関のクランク軸に固定された大歯車、7はスタータの回転力を大歯車6に伝達するための小歯車を表している。図1及び図2は、フロントブラケットのノーズ部3が、嵌合部4に対して大歯車6の方向へ偏心していることを示す。
【0009】このように構成されたものでは、フロントブラケットのノーズ部3と機関の機枠5が干渉するのを妨げることができるため、様々な機関に対してスタータの取付性が向上すると共に、この結果フロントブラケットのノーズ部3の肉盗みとなり軽量化も行える。
【0010】
【発明の効果】本発明によれば、フロントブラケットのノーズ部と、機関の機枠が干渉する場合でも、フロントブラケットのノーズ部を干渉を避ける方向に偏心させる構造としたことにより、ノーズを有していないフロントブラケットを備えた、高価で特殊なスタータを用いずに、干渉を避けることができる。よって、様々な機関に対してスタータの取付性が向上すると共に、フロントブラケットの肉盗みを兼ねるため、軽量で安価なスタータを提供できる。
【出願人】 【識別番号】000005108
【氏名又は名称】株式会社日立製作所
【出願日】 平成7年(1995)6月28日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】小川 勝男
【公開番号】 特開平9−14107
【公開日】 平成9年(1997)1月14日
【出願番号】 特願平7−161760