トップ :: E 固定構造物 :: E04 建築物




【発明の名称】 フリーアクセスフロア
【発明者】 【氏名】大井田 正人

【氏名】荒川 修

【氏名】土井 八郎

【目的】
【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 パネル本体の表面にカーペットを貼着してなる複数の床パネルを基礎床面上に立設せしめた支持脚にわたり架設して構築したフリーアクセスフロアであって、該フリーアクセスフロアにおける任意の1カ所以上に、上記カーペット及びパネル本体をくりぬいてフリーアクセスフロアの床下空間に通じる通気口を形成してなる床パネルを敷設せしめた事を特徴とするフリーアクセスフロア。
【請求項2】 前記通気口に目皿を設置してなる請求項1記載のフリーアクセスフロア。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、基礎床面上に立設せしめた支持脚にわたって床パネルを架設して構築してなるフリーアクセスフロアに関するものである。
【0002】
【従来の技術】フリーアクセスフロアを構築した部屋では、気温の変化や換気扇の使用等によって、室内とフリーアクセスフロアの床下空間との間で空気の移動が起きる。この空気の移動は、各床パネルと床パネルの間(隙間)を通して行なわれる。その為、特にパネル本体の表面にカーペットを貼着してなる床パネルを敷設した場合に、空気の移動に伴って図3(a)に示すごとく各床パネル3のカーペット32の周縁部に塵埃が次第に染み込み滞積して、フロア全体に碁盤線状に汚れaが生じ、また図3(b)に示すごとくパネル本体31に対してカーペット32をずらして配置した場合には碁盤の目のように点状の汚れbが生じる不具合があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこの様な従来の不具合に鑑みてなされたものであり、室内とフリーアクセスフロアの床下空間との間で起きる空気の移動が各床パネルと床パネルの間(隙間)を通して行なわれないようにし、その結果、カーペットを貼着してなる床パネルを使用しても従来のような線状或いは点状の汚れが生じる恐れのないフリーアクセスフロアを提供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】斯る目的を達成する本発明のフリーアクセスフロアは、パネル本体の表面にカーペットを貼着してなる複数の床パネルを基礎床面上に立設せしめた支持脚にわたり架設して構築したフリーアクセスフロアであって、該フリーアクセスフロアにおける任意の1カ所以上に、上記カーペット及びパネル本体をくりぬいてフリーアクセスフロアの床下空間に通じる通気口を形成してなる床パネルを敷設せしめた事を特徴としたものである。この際、前記通気口には目皿を設置することが好ましい。
【0005】
【作用】気温の変化や掃除機や換気扇の使用等によって室内とフリーアクセスフロアの床下空間との間で空気の移動が起きると、その空気の移動は任意の1カ所以上に開設せしめた床パネルの通気口を通して行なわれるようになる。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の具体的な実施例を図面に基づいて説明する。本発明に係るフリーアクセスフロアは、基本的に従来と同様に、基礎床面1上に等間隔をおいて立設せしめた支持脚2にわたって複数の床パネル3,3’を架設・敷設して構築される。
【0007】床パネル3は、所定大きさの正方形等の矩形状に形成されたダイカスト製又はスチール製等のパネル本体31の表面に、同寸法のカーペット32を接着剤等で一体的に貼着して形成される。
【0008】また、床パネル3’は、上記した床パネル3と同様のパネル本体31の表面にカーペット32を一体的に貼着すると共に、フリーアクセスフロアの床下空間4に通じる通気口5を形成してなる。
【0009】通気口5は、室内からフリーアクセスフロアの床下空間4に通じるように、カーペット32及びパネル本体を31を丸形状や四角形状にくりぬいて形成する。この通気口5の開口位置や大きさ,形状並びに個数などは、床パネル3’の強度を損なわない範囲で自由である。因みに図示実施例の通気口5は、床パネル3’の中央位置に1個を直径100mmの丸形状に形成したものである。
【0010】また、この通気口5には、目皿6を設置することが好ましい。この際、図2に示すごとく、カーペット32の表面と目皿6の表面が面一となるようすることが好ましい。
【0011】そしてこの床パネル3’を、フリーアクセスフロアにおける任意の1カ所以上に配置敷設する。即ち、複数の床パネル3を敷設して構築されたフリーアクセスフロアの床下空間4と室内との間で起きる空気の移動が床パネル3’の通気口5を通して効率良くスムーズに行なわれるように、フリーアクセスフロアの広さに応じて、床パネル3’を任意の1カ所以上に配置敷設するものである。
【0012】
【発明の効果】本発明のフリーアクセスフロアは斯様に構成したので、気温の変化や換気扇の使用等によって室内とフリーアクセスフロアの床下空間との間で空気の移動が起きると、その空気の移動は各床パネルと床パネルの間(隙間)ではなく任意の1カ所以上に敷設せしめた床パネルの通気口を通して行なわれるようになる。その結果、カーペットを貼着してなる床パネルを使用した場合でも、従来のように各床パネルのカーペットの周縁部が線状或いは点状に汚れが生じる恐れがなくなる。
【0013】しかも、通気口に目皿を設置することにより、ゴミや物が通気口から床下空間内に落下する恐れがなくなると共に、外観見栄えが良くなる。
【出願人】 【識別番号】000005256
【氏名又は名称】株式会社アーレスティ
【出願日】 平成8年(1996)4月16日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】早川 政名 (外1名)
【公開番号】 特開平9−279820
【公開日】 平成9年(1997)10月28日
【出願番号】 特願平8−94017