| 【発明の名称】 |
一般住宅用地下埋設型灯油ホーム・タンク装置及びその埋設方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】菊地 孝
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| 【目的】 |
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| 【構成】 |
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【特許請求の範囲】
【請求項1】灯油ホーム・タンク4又は5が地下に埋設されたコンクリート2次製品の直立管2内に固定して設置され、該タンク4又は5にはその頂部に取り付けたフランジ16を貫通して、取付ニップル16を介したエアー抜き13及び油量メーター21付き注油口14、吸油口15、点検・清掃口7等所要の配管が設置され、前記直立管2の内側と前記タンク4の外側との隙間に焼砂8が前記直立管2の上端に達するまで充填され、前記直立管2の頂部には防水コーキング10を施し防水シート9を介して上部スラブ3がアンカーボルト11で固定されてなることを特徴とする一般住宅用地下埋設型灯油ホーム・タンク装置。 【請求項2】コンクリート2次製品の直立管2を地下に埋設し、該直立管2内に灯油ホーム・タンク4又は5を固定して設置し、該タンク4又は5の頂部にフランジ16を取り付け、フランジ16を貫通して、取付ニップル23を介したエアー抜き13及び油量メーター21付き注油口14、吸油口15、点検・清掃口7等所要の配管を接続し、前記直立管2の内側と前記タンク4又は5の外側との隙間に焼砂又は砂8を前記直立管2の上端に達するまで充填し、その上に防水シート9を敷き、防水コーキング10を施し、その上に上部スラブ3を載せ、アンカーボルト11を締めて固定した後、ボルト穴を防水コンクリートで埋め、同じく配管の出口(立ち上がり)19部分も防水コンクリートで埋め、灯油ホーム・タンクからの灯油の漏れを検査するための2本の検査口20、20aを取り付け、その穴を防水コンクリートで埋め、点検口12を設け、その周りを防水モルタルコンクリート17で埋めてなることを特徴とする一般住宅用地下埋設型ホーム・タンク装置の埋設方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、一般住宅用地下埋設型ホーム・タンク装置及びその埋設方法に関する。 【0002】 【従来の技術】現在、冬季の暖房用として、多くの住宅ではエアーコンディショナーが設置され、セントラルヒーティングなどの大型暖房装置もしだいに普及してきているが、特に北海道や東北地方など暖房期間の長い地域では依然として石油ストーブが主流であり、各家庭に灯油ホーム・タンクが設置されているのが現状である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】ところで、近年日本列島の各地で大小の地震が発生しており、各家庭の戸外に設置されている灯油ホーム・タンクは地震の揺れ及びそれによる建物からの落下物によって転倒し、そのため灯油漏れが発生して火災による2次災害を引き起こす可能性が大きくなっている。また、北海道や東北地方などの雪国においては、屋根からの雪の落下によって灯油ホーム・タンクが転倒したり変形したりする恐れがあるとともに、除雪しながら給油しているためタンクローリーによる給油に長時間を要し交通渋滞の原因にもなっている。また最近では、除雪した雪を捨てる場所が不足してきたためロードヒーティングを施工するケースも増えており、灯油の大量消費に対するタンクの大型化の必要も生じている。ホーム・タンクの設置スペースがないため違法又は危険と知りながら、ホーム・タンクが増設されている。一例を挙げると、灯油をポリ容器に入れて玄関や部屋の中や廊下などに置いてある。ポリ容器を移動したり、ポリ容器から石油ストーブへ灯油を入れたりするのは、特に身障者や高齢者にとっては重労働であり、また灯油がこぼれて引火するなど火災の危険が伴うものである。さらにまた、灯油ホーム・タンクを各家庭の戸外に設置すること自体、快適な住宅環境(景観)、地震や災害からの安全の確保、住宅地の有効利用などの面からみて望ましいことではない。 【0004】本発明の目的は、住宅の片隅にエアー抜き、注油口、油量メーター等を設置するだけで上記の問題点を解消することができる一般住宅用地下埋設型灯油ホーム・タンク装置及びその埋設方法を提供することにある。 【0005】 【課題を解決するための手段】本発明の前記目的は、図1に示すように、コンクリート2次製品の直立管2を地下に埋設し、該直立管2内に灯油ホーム・タンク4又は5を固定して設置し、該タンク4又は5の頂部にフランジ16を介して所要の配管を設けるとともに、油量メーター21、エアー抜き13、注油口14、吸油口15、点検・清掃口7等の付帯装置を取り付け、前記直立管2の内側と前記タンク4又は5の外側との隙間に焼砂8を充填し、前記直立管2の頂部に上部スラブ3を載せてアンカーボルト11で固定し、装置全体を防水施工することにより達成することができる。 【0006】ここで、灯油ホーム・タンク4又は5としては、構造的には縦型及び横型の両方のタイプのものが用いられ、また材質的には鋼板製灯油ホーム・タンク4又はFRP製灯油ホーム・タンク5が用いられる。また、コンクリート2次製品の直立管2としては、底板(ベース板)1とゴム板1aと鉄筋コンクリート2次製品からなる本体2とにより構成されるものが用いられる。ここでゴム板1aはコンクリート底板と灯油ホーム・タンクの底部が振動により移動・破損することを防止するために使用される。 【0007】 【実施例】図1は、本発明に係る一般住宅用地下埋設型灯油ホーム・タンク装置を示す縦断面図である。2は地下の基礎22上に埋設された、底板(ベース板)1とゴム板1aと鉄筋コンクリート2次製品からなる本体2とにより構成されたコンクリート2次製品の直立管であり、この中に縦型鋼板製4又はFRP製灯油ホーム・タンク5が敷設され、ステンレスバンド6で固定されている。灯油ホーム・タンク4又は5にはその頂部に取り付けたフランジ16を貫通して、取付ニップル23を介したエアー抜き13及び油量メーター21付き注油口14、吸油口15、点検・清掃口7等所要の配管が接続されている。コンクリート2次製品の直立管2の内側と灯油ホーム・タンク4又は5の外側との隙間には焼砂又は砂8が前記直立管2の上端に達するまで充填されている。そして、コンクリート2次製品製の直立管2の頂部には防水コーキング10、防水シート9を介して上部スラブ3がアンカーボルト11で固定されている。18はゴムリング、19は防水モルタルで仕上げる。 【0008】次に、前記装置を埋設する方法について図1を参照しながら説明する。まず、底板(ベース板)1とゴム板1aと鉄筋コンクリート2次製品からなる本体2とにより構成されたコンクリート製の直立管2を地下に埋設し、この直立管2内に縦型鋼板製灯油ホーム・タンク4又はFRP製灯油ホーム・タンク5を敷設し、ステンレスバンド6で固定する。次に、灯油ホーム・タンク4又は5の頂部にフランジ16を取り付け、フランジ16を貫通して、取付ニップル23を介したエアー抜き13及び油量メーター21付き注油口14、吸油口15、点検・清掃口7等所要の配管を接続し、ゴムリング18を敷設し、これを防水施工する。次いで、コンクリート2次製品の直立管2の内側と灯油ホーム・タンク4又は5の外側との隙間に焼砂又は砂8を前記直立管2の上端に達するまで充填し、その上に防水シート9を敷き、防水コーキング10を施し、その上に上部スラブ3を載せ、アンカーボルト11を締めて固定した後、ボルト穴を防水コンクリートで埋め、同じく配管の出口(立ち上がり)19部分も防水コンクリートで埋める。次に、2本の検査口20、20aを取り付け、その穴を防水コンクリートで埋める。最後に、マンホール・カバー完全防水カギ付φ450耐荷重2t用点検口12を設け、その周りを防水モルタルコンクリート17で埋めて完了する。 【0009】なお、上記実施例では灯油ホーム・タンク4又は5として縦型のものを用いたが、前述したように横型のものを使用してもよいことはいうまでもない。 【0010】また、上記実施例では装置の地下埋設をすべて現場で行った例を示したが、灯油ホーム・タンク4又は5の上方にフランジ16を介して所要の配管を設けるとともに、油量メーター21、エアー抜き13、取付ニップル23、吸油口15、注油口14、点検・清掃口7をそれぞれ取り付ける工程までは、工場で完全に品質管理して組み立てることが望ましい。それによって、例えばシステムで構成される新規一般住宅用埋設型地下灯油ホーム・タンク装置については、地震や火災などに対応するためにコンクリート2次製品でピットを製作し、灯油漏れを防ぐ二重の安全性を確保した製品とすることができる。なお、吸油口より住宅又は他の施設等に給油するのに操作は簡単であり、あふれ防止、空運転防止、過熱防止装置を付けることにより高齢者、身障者にも安全を確保して自動灯油供給器を設置することができる。 【0011】 【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、住宅の片隅にエアー抜き、注油口、油量メーター等を設置するだけで、耐震性と耐火性にすぐれた灯油ホーム・タンクを提供することができるとともに、灯油ホーム・タンクを雪害から保護することができ、ロードヒーティングやセントラルヒーティングの普及による灯油の大量消費にも対応することができ、さらには住宅地の有効利用と快適な住宅環境(景観)の保持にも寄与することができる等の効果を奏する。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595172964 【氏名又は名称】日本採石工業株式会社
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| 【出願日】 |
平成7年(1995)12月8日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】萩野 平 (外3名)
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| 【公開番号】 |
特開平9−156691 |
| 【公開日】 |
平成9年(1997)6月17日 |
| 【出願番号】 |
特願平7−320586 |
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