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固形のり容器 - 特開平9−300888 | j-tokkyo
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【発明の名称】 固形のり容器
【発明者】 【氏名】長谷川 澄雄

【氏名】福田 将三

【目的】
【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 つまみの上端部に1方の噛合部を設けるとともに中央部に上下方向の貫通孔を設け、該つまみの中間部周囲に係止凹部を設けるとともに貫通孔の下側のつまみに係止部を設け、螺旋軸に螺旋状の雄ネジを設けるとともに螺旋軸の下端部に他方の噛合部を設けて、該つまみの1方の噛合部と該螺旋軸の他方の噛合部とを着脱自在に噛合わせて、該つまみの下端部を除いて外筒を設けて該外筒の下端部内側に設けた係止凸部を前記つまみの係止凹部に係止し、該つまみの貫通孔の中に押上げ片の先端部を挿入するとともに押上げ片に設けた係止部を前記つまみの係止部に係止して、該外筒の内側には、中筒の内側にガイド突条を上下方向に有する中筒を、外筒の上端より突出させて設けるとともに外筒と中筒とを係止突片と係止窪みとで着脱自在に係止し、該中筒の中に、中皿の中心部には螺旋溝を有する穴を有するとともに中皿の外側にガイド溝を上下方向に有する中皿を、挿入して設けて、該中皿の螺旋溝に前記螺旋軸の螺旋状の雄ネジを螺合させるとともに該中皿のガイド溝に前記中筒のガイド突条を挿入させて、中筒の上端部に蓋を被せたことを特徴とする固形のり容器。
【請求項2】 螺旋軸の下端部が、つまみの貫通孔に連続するとともに貫通孔とほぼ同じ大きさの窪みを設けて、該螺旋軸の窪みの中に押上げ片の先端部を挿入したことを特徴とする請求項1記載の固形のり容器。
【請求項3】 螺旋軸の噛合部より上の周囲に係止凹部を設けて、中筒の下端部内側周囲に係止凸部を設けて、螺旋軸の係止凹部と中筒の係止凸部とを回転自在に係止したことを特徴とする請求項1記載の固形のり容器。
【請求項4】 つまみの1方の噛合部が、円錐形溝付き凸部と逆円錐形溝付き凹部のうちのいずれか1方で、螺旋軸の他方の噛合部が、円錐形溝付き凸部と逆円錐形溝付き凹部のうちの残りの他方であることを特徴とする請求項1記載の固形のり容器。
【請求項5】 つまみの1方の噛合部が、先細形の多角形凸部と先太形の多角形凹部のうちのいずれか1方で、螺旋軸の他方の噛合部が、先細形の多角形凸部と先太形の多角形凹部のうちの残りの他方であることを特徴とする請求項1記載の固形のり容器。
【請求項6】 つまみの1方の噛合部が、先細形凸部と先太形凹部とを交互に複数個づつ有する噛合部と、先太形凹部と先細形凸部とを交互に複数個づつ有する噛合部と、のうちのいずれか1方で、螺旋軸の他方の噛合部が、先細形凸部と先太形凹部とを交互に複数個づつ有する噛合部と、先太形凹部と先細形凸部とを交互に複数個づつ有する噛合部と、のうちの残りの他方であることを特徴とする請求項1記載の固形のり容器。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は容器に収容した「固形のり」を使いきった時点で、新たな固形のりのスペアと交換できるようにした固形のり容器に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の固形のり容器としては、外筒の中に中皿を設け、この中皿に固形のりの下端部を収容してこの中皿を上方に押し出すものが一般に使用されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この従来の固形のり容器は、1つの固形のりを使いきった時点で、固形のり容器を使い捨てているので1つの固形のり容器を1つの固形のり分だけにしか使用することができないという問題点があったし、また比較的高価な合成樹脂製の容器全体を固形のりを使いきる毎に使い捨てることは資源の無駄使いになるという問題があるとともに固形のりの使用量に比べて容器の価格が割高になるという問題点があった。
【0004】この発明は従来の固形のり容器が有するこれらの問題点を解消し、固形のり容器のつまみと外筒を繰返し使用することや資源を節減すること、そして固形のり容器を繰返し使用することにより固形のりの代金を安価にすること、固形のりを使いきった空のスペアを固形のり容器から簡単に取外せることや新たなスペアを固形のり容器に簡単に取付けられることなどを目的としたものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この発明の固形のり容器は、つまみの上端部に1方の噛合部を設けるとともに中央部に上下方向の貫通孔を設け、このつまみの中間部周囲に係止凹部を設けるとともに貫通孔の下側のつまみに係止部を設け、螺旋軸に螺旋状の雄ネジを設けるとともに螺旋軸の下端部に他方の噛合部を設けて、このつまみの1方の噛合部とこの螺旋軸の他方の噛合部とを着脱自在に噛合わせて、このつまみの下端部を除いて外筒を設けてこの外筒の下端部内側に設けた係止凸部を前記つまみの係止凹部に係止し、このつまみの貫通孔の中に押上げ片の先端部を挿入するとともに押上げ片に設けた係止部を前記つまみの係止部に係止して、この外筒の内側には、中筒の内側にガイド突条を上下方向に有する中筒を、外筒の上端より突出させて設けるとともに外筒と中筒とを係止突片と係止窪みとで着脱自在に係止し、この中筒の中に、中皿の中心部には螺旋溝を有する穴を有するとともに中皿の外側にガイド溝を上下方向に有する中皿を、挿入して設けて、この中皿の螺旋溝に前記螺旋軸の螺旋状の雄ネジを螺合させるとともにこの中皿のガイド溝に前記中筒のガイド突条を挿入させて、中筒の上端部に蓋を被せたものである。
【0006】固形のり容器の中筒の中に設けた中皿に固形のりの下端部を予め収容しておいて、固形のり容器の蓋を中筒より取外してつまみを回転させると、つまみに噛合わせた螺旋軸が同時に回転するためと中皿のガイド溝が中筒のガイド突条に挿入してあるので中皿が回転しないために螺旋軸を螺合している中皿は中筒の中を固形のりとともに上昇され、中筒および外筒はそのままであるので中皿に下端部を収容した固形のりが次第に中筒より突き出る。中筒より突き出た固形のりを通常のとおりに紙などの被接着物に塗布して使用する。使用しているうちに固形のりを使いきった時点で、つまみの内側に設けた押上げ片を下から上に押上げることにより中筒と外筒とを係止している係止突片と係止窪みを取外して中筒を外筒の中より螺旋軸、中皿とともに取外す。次に中筒の中に螺旋軸と中皿を挿入した後に半液体状の「のり」を充填して固化させた固形のりのスペアを、外筒の中に、入れ、中筒と外筒とを係止突片と係止窪みとで係止させることにより中筒の中の螺旋軸下部の噛合部はつまみ上部の噛合部に噛合わされてスペアが装填される。
【0007】
【発明の実施の形態】つまみ1は合成樹脂製であり、つまみ1の上端部に1方の噛合部2である円錐形溝付き凸部2′を設けるとともにつまみ1の中央部に上下方向に円形の貫通孔3を設ける。このつまみ1の中間部周囲に係止凹部4を設けるとともに貫通孔3の下側のつまみ1に係止部5を設ける(図2と図4図示)。螺旋軸6は螺旋状に雄ネジ7を設け、螺旋軸6の下端部に他方の噛合部8である逆円錐形溝付き凹部8′を設けるとともに螺旋軸6の下端部中央に下側から前記の貫通孔3とほぼ同じ大きさの窪み9を設ける。この螺旋軸6の逆円錐形溝付き凹部8′より上の周囲に係止凹部10を設ける(図4、図10図示)。押上げ片11は合成樹脂製であり、押上げ片11の上部は円柱形であり、その中間部外側に係止部12を設ける。この押上げ片11の上部をつまみ1の貫通孔3に挿入し、更に螺旋軸6の窪み9に挿入する。そして押上げ片11の係止部12をつまみ1の係止部5に係止して押上げ片11とつまみ1とを組付ける。中筒13は合成樹脂製円筒形であり、図3に図示したように内側に3つのガイド突条14を上下方向に設けて、この中筒13の下端部外側に係止窪み15を3か所に設けるとともに中筒13の下端部内側周囲に係止凸部16を設ける(図2図示)。中皿17は図8に図示したように中央部に螺旋溝18を有する穴19を設けるとともに図3に図示したように外側に3つのガイド溝20を上下方向に設け、この穴19の螺旋溝18は前記の螺旋軸6の雄ネジ7と螺合する大きさであり、このガイド溝20は中筒13のガイド突条14に挿入する大きさである。この中皿17に固形のり21の下端部を収容する。外筒22は合成樹脂製円筒形であり、外筒22の下端部内側に係止突片23を3か所に設けるとともに外筒22の下端部内側周囲に係止凸部24を設ける。この外筒22の係止凸部24を前記のつまみ1の係止凹部4に回転自在な状態に嵌め込んで組付ける。また中筒13のガイド突条14に中皿17のガイド溝20を挿入し、中皿17の螺旋溝18に螺旋軸6の雄ネジ7を螺合させるとともに螺旋軸6の係止凹部10に中筒13の係止凸部16を回転自在な状態に嵌め込んで組付ける。この外筒22の中に、前記のとおり組付けた中筒13を、挿入して外筒22の係止突片23を中筒13の係止窪み15に係止して外筒22と中筒13を組付けることにより、つまみ1の1方の噛合部2である円錐形溝付き凸部2′と螺旋軸6の他方の噛合部8である逆円錐形溝付き凹部8′とを着脱自在に噛合わせる。そして中筒13の上端部に蓋25を被せた固形のり容器26である。
【0008】この固形のり容器26において、使用する際は中筒13より蓋25を取外し、次に外筒22を手で持って、つまみ1を別の手で回転することによりつまみ1と噛合っている螺旋軸6が回転するにつれて、この螺旋軸6に螺合している中皿17が図2に図示の状態から図9に図示の状態に中筒13の中を上昇する。中皿17が上昇されたことにより固形のり21の先端部が中筒13より突き出た状態(図9図示)になる。この先端部が突き出た固形のり21を紙などの被接着物(図示せず)に外筒22を手で持って塗布して使用する。塗布する際に固形のり21の端部を収容した中皿17は中皿17の螺旋溝18が螺旋軸6の雄ネジ7に螺合されているので固形のり21と中皿17は螺旋軸6より外れたり、移動したりすることがないし、外筒22はその係止凸部24がつまみ1の係止凹部4に組付けされているとともにこの外筒22と中筒13とは係止突片23と係止窪み15で係止されているので外筒22と中筒13とつまみ1とが常に係止されて外れることなく、使用できる。使用後はつまみ1を先の方向と逆方向に回転することにより中皿17が図9の図示の状態から下降し、下端を中皿17に収容されている固形のり21は中筒13の中に収納される。
【0009】この固形のり容器26においては、中筒13に係止窪み15を設けて外筒22に係止突片23を設けたものについて説明したが、中筒に係止突片を設けて外筒に係止窪み設けたものでもよいし、またこの係止窪みと係止突片は3か所に限定されずに複数か所又は1か所でもよい。更に中筒13に設けた係止凸部16と螺旋軸6に設けた係止凹部10とを回転自在に係止したものについて説明したが、中筒に係止凸部を設けないで、かつ螺旋軸に係止凹部を設けなくともよいし、またつまみ1の1方の噛合部2として円錐形溝付き凸部2′を設けて螺旋軸6の他方の噛合部8として逆円錐形溝付き凹部8′を設けたものについて説明したが、つまみの1方の噛合部として逆円錐形溝付き凹部を設け、螺旋軸の他方の噛合部として円錐形溝付き凸部を設けて、1方の噛合部と他方の噛合部とを逆の形状にしたものでもよい。
【0010】固形のり21を使いきった際は、押上げ片11を押上げることにより中筒13の係止窪み15と外筒22の係止突片23との係止が外れて、中筒13を中皿17、螺旋軸6とともに外筒22、つまみ1から取外す。そして図10図示の中筒13、中皿17、螺旋軸6、固形のり21そして蓋25からなるスペア27を外筒22、つまみ1に取付ける。このスペア27を外筒22、つまみ1に取付ける際は、つまみ1が予め係止した外筒22の中に上からスペア27を挿入し、押下げることにより外筒22の係止突片23に中筒13の係止窪み15が係止される。このようにスペア27を外筒22、つまみ1に取付けることにより新たな固形のりを使用する人は手を汚さず、かつ1方の噛合部2である円錐形溝付き凸部2′が他方の噛合部8である逆円錐形溝付き凹部8′に円滑に挿入され、円滑に噛合わされることができるためにスペア27を外筒22、つまみ1に簡単に取付けられる。
【0011】図6に図示したものは、双方の噛合部の他のものであり、つまみ31の上端部に1方の噛合部32として先細形の6角形凸部32′を設けるとともに中央部に6角形の貫通孔33を設ける。螺旋軸34の下端部の他方の噛合部35として先太形の6角形凹部35′を設けるとともに下端部中央に下側から6角形の窪み36を設けたものである。なお、1方の噛合部と他方の噛合部とを逆の形状にしたものでもよいし、また6角形以外の多角形凸部、多角形凹部でよい。同様に貫通孔、窪みは6角形以外の多角形でよい。
【0012】図7に図示したものは、双方の噛合部の更に他のものであり、つまみ41の上端部は1方の噛合部42として中央の円柱部の周囲に先細形凸部42′と先太形凹部42″とを交互に4個づつ有するものであり、中央部に円形の貫通孔43を設ける。螺旋軸44の下端部の他方の噛合部45として前記の1方の噛合部42と対称的に先太形凹部45′と先細形凸部45″とを交互に4個づつ有するとともに周縁下部に突出した円筒形部46を有するものであり、下端部中央に下側から円形の窪み47を設けたものである。なお、先細形凸部と先太形凹部は4個以外の複数個でよいとともに円筒形部46はなくてもよいし、1方の噛合部と他方の噛合部とを逆の形状にしたものでもよい。
【0013】図11に図示した固形のり容器51は別のもので、つまみ52の中央部に角形の貫通孔53を上下方向に設け、押上げ片54の上部を角柱形にして螺旋軸55の下端部中央に下側から窪みを設けないものである。その他は前記の固形のり容器と同じである。
【0014】
【発明の効果】この発明の固形のり容器は、つまみと噛合わせた螺旋軸に中皿を螺合させて設けたからつまみを回転すると螺旋軸が回転して中皿が上昇するために固形のりが中筒より突出して突出した固形のりを被接着物に塗布して使用することができるし、固形のりを使いきった後に押上げ片を押上げるだけで中筒と中皿と螺旋軸とからなる空のスペアを簡単に取外すことができる。そしてつまみを係止した外筒の中に新たなスペアを補充し、押し込むだけで外筒と中筒とを係止することにより簡単に取付けることができるとともに外筒とつまみを再び使うことにより1つの固形のり容器の外筒とつまみを繰返して有効に使用することができる。更に固形のり容器の外筒とつまみを繰返し使用することにより固形のり容器の限りある資源を使い捨てで無駄に使うことがなく、資源を節減することができるし、固形のり容器の外筒とつまみを繰返し使用することにより使い捨て部品はスペア部分だけであるので結果的に固形のりの代金を安価にすることができる。
【0015】請求項2の固形のり容器においては、つまみの貫通孔とほぼ同じ大きさの窪みを螺旋軸の下端部に設けたから、押上げ片の上端部がつまみの貫通孔から螺旋軸の窪みまで挿入されるために螺旋軸などを円滑に押上げることができるとともにつまみと螺旋軸との噛合わせを更に良くすることができる。
【0016】請求項3の固形のり容器においては、中筒と螺旋軸とが係止凸部と係止凹部とで回転自在に係止されているので中筒と螺旋軸とが上下方向にずれるのを防ぐことができるし、螺旋軸を円滑に回転することができるとともに更に良く回転自在に係止することができる。
【出願人】 【識別番号】392014313
【氏名又は名称】ヤマト株式会社
【出願日】 平成8年(1996)5月14日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】岩瀬 真治
【公開番号】 特開平9−300888
【公開日】 平成9年(1997)11月25日
【出願番号】 特願平8−142356