トップ :: B 処理操作 運輸 :: B43 筆記用または製図用の器具;机上付属具




【発明の名称】 封筒自動封緘装置
【発明者】 【氏名】工藤 憲一

【目的】
【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 封筒をそのフラップを先頭として装置内へ送り込みかつ排出する挿入排出手段と、上記封筒のフラップを折り曲げる折り曲げ手段と、上記折り曲げられたフラップに粘着テープを貼着する貼着手段と、上記粘着テープが貼着されたフラップをさらに折り曲げて上記粘着テープを上記封筒の本体に接着する封緘手段とを具備し、上記貼着手段に設けられているスライド板には、上記粘着テープが引き出されるテープロールを保持するテープカセットが着脱自在に設けてあり、上記テープカセットには、上記テープロールから引き出された粘着テープをガイドする1対のテープガイド板と、上記粘着テープを上記テープガイド板の先端から所定の長さだけ突出する位置で切断するカッタとが設けてあることを特徴とする封筒自動封緘装置。
【請求項2】 請求項1において、上記カッタは、上記ガイド板の先端から所定の長さだけ突出するテープ切断位置と、上記ガイド板の先端から後退した退避位置との間を移動可能に設けてあることを特徴とする封筒自動封緘装置。
【請求項3】 請求項2において、上記カッタの移動は揺動式であることを特徴とする封筒自動封緘装置。
【請求項4】 請求項1において、上記テープカセットには、その外周壁部に上記スライド板に係止する係止爪が備わっていることを特徴とする封筒自動封緘装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の技術分野】本発明は、封筒の封緘をロール粘着テープを用いて行う封筒自動封緘装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、ロール粘着テープを用いた封筒の封緘を手作業で行うと、作業が煩わしいばかりでなく発送に時間がかかるために、自動的に貼着する機器が提案されている。例えば、特開平7−025197号公報には、鋭角に折曲げたフラップ先端に粘着テープを横半分を残して貼着し、その折り目を先頭に圧ローラ間に挿入圧着し、残る半分のテープで重ね部に接着する構成のものが示されている。この構成では、粘着テープのロールは、着脱自在なリールに嵌着した上で、テープの格納器に固定されている軸に回転自在に取り付けられ、ロールの引出し先端は、格納器に設けてあるガイドと挟持板との間を通って引き出す構成である。そしてこの格納器は、移行台に固定されたものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記の従来の装置にあっては、粘着テープのロールを取り付ける際、装置のケースの蓋を開けて、移行台に固定されている格納器の中にロールを回転自在に取り付けた後で、ロールから粘着テープの先端を引き出して、格納器に設けてあるガイドと挟持板との間に導き、ガイドと挟持板の先端から突出す粘着テープを、所定の突出長さで使用者がはさみ等を使って切断してロールの取り付けを終了する。格納器はケースの内部のかなり奥まった位置にあるのが通常であり、また、ガイドと挟持板の周辺にはカット部材その他の種々の部材が込み入って配設してあるので、上記のロールの着脱の作業は煩雑で、作業がし難く、手間がかかるという問題点があった。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の問題点を解決するために、本発明は、粘着テープを装置のケースの外部においてテープカセットに収納し、このテープカセット上で引出し先端を保持してその突出長さを所定の長さにテープカセットに設けられているカッタによりカットする。この後で装置内のスライド板上に固定するようにし、これにより装置の奥まった位置で粘着テープのセットや先端のカットなどの種々の作業をすることによる煩雑さを無くし、簡単に粘着テープをセットできるようにする。
【0005】
【発明の実施の形態】本発明は、封筒をそのフラップを先頭として装置内へ送り込みかつ排出する挿入排出手段と、封筒のフラップを折り曲げる折り曲げ手段と、折り曲げられたフラップに粘着テープを貼着する貼着手段と、粘着テープが貼着されたフラップをさらに折り曲げて粘着テープを封筒の本体に接着する封緘手段とを具備している。貼着手段に設けられているスライド板には、粘着テープが引き出されるテープロールを保持するテープカセットが着脱自在に設けてあり、テープカセットには、テープロールから引き出された粘着テープをガイドする1対のテープガイド板と、粘着テープをテープガイド板の先端から所定の長さだけ突出する位置で切断するカッタとが設けてある。
【0006】上記のカッタは、ガイド板の先端から所定の長さだけ突出するテープ切断位置と、ガイド板の先端から後退した退避位置との間を移動可能に設けてあることが好ましく、この移動は揺動式であることが好ましい。また、上記のテープカセットには、その外周壁部にスライド板に係止する係止爪が備わっていることが着脱を容易にする点から好ましい。上記のように構成された封筒自動封緘装置では、粘着テープのロールを予めテープカセット内に装着して、テープの突出先端を所定の長さに切断した後で、装置内のスライド板に取り付けるようにしているので、ロールの着脱の作業が簡単で作業がし易く、短時間で作業することができるようになる。カッタを移動可能にしているので、切断時以外の時には退避位置に収容しておくことができ、邪魔にならない。またこの移動を揺動式にすれば構造が簡単になる。
【0007】
【実施例】本発明の封筒自動封緘装置の一実施例を図面を参照して説明する。この封筒自動封緘装置は、粘着テープを用いて封筒の封緘を自動的に行う装置である。まず、図1〜図3を参照して、本発明の封筒自動封緘装置の全体構成を説明する。
【0008】図1,3において、封筒自動封緘装置には種々の大きさの封筒を挿入可能な間隔をおいて側板1と側板2が互いに平行に設けてある。側板1と側板2は対向方向に突出するボス1a,2aにより接続固定されている。側板1と側板2の前端部にはガイド板3が着脱可能に取り付けられている。ガイド板3は、封筒4がこの封筒自動封緘装置に挿入または排出される際のガイドの役目を果たすものである。封筒4はガイド板3から挿入されるときには、その先端部のフラップ4aを開いた状態にしてフラップ4aを先頭にして挿入されるものである。
【0009】側板1と側板2の間には、側板1と側板2のそれぞれの内側に突出する支持部2b上(図2参照。)にガイド5が設けてある。ガイド5には封筒4が挿入されたことを検出する検出レバー5aが上下に揺動可能に設けてある。ガイド5の先には封筒の挿入・排出を行う送りローラ6とこれに圧接された従動ローラ7とが上下に対向して設けてある。送りローラ6と従動ローラ7の下流側には、封筒4のフラップ4aを折り曲げる折り曲げ手段の一部を構成するベンダーレバー8が揺動可能に設けてある。ベンダーレバー8は図示しない輪列を介してフラップ曲げモータ9により駆動される。
【0010】ベンダーレバー8の更に下流側には、ガイド10が設けてあり、その下流側に封緘手段である駆動ローラ11と駆動ローラ12が上下に対向して設けてある。駆動ローラ11と駆動ローラ12の下流側にガイド13が設けてある。ガイド13には、ガイド5の検出レバー5aと同様の検出レバー13aが設けてある。上流側の送りローラ6、下流側の駆動ローラ11及び駆動ローラ12は図示しない輪列を介して封筒送りモータ14によって駆動され、等速で回転するようになっている。
【0011】ベンダーレバー8の上方には受台15が設けてある。図1に示すように受台15は、側板1と側板2の間に配置されている。受台15には受面15aが形成されている(図2参照)。受面15aには後記する粘着テープの粘着面が容易に剥がれるようにするための小突起が形成されている。また、受台15の下端部にはベンダーレバー8の溝部8aとの間に封筒4を挟持するエッジ部15bが形成されている。また、受台15には可動ガイド16がその一端部16aを支点として揺動自在に支持されている。可動ガイド16はバネ17によりその先端部が下方向に付勢されている。可動ガイド16は挿入された封筒4の先端部がエッジ部15bに当たらないようにガイドするためものである。
【0012】ガイド10には、センサ18が設けてある。すなわち、ガイド10は側板2に一体に形成された受部2cに取り付けてあり、センサ18は回路基板19を介してガイド10に形成された凹部内に配置されている。センサ18は図示しない制御回路に接続され、挿入された封筒4の先端が到達したことを検出する。そして、封筒4の先端がセンサ18の位置に到達したときに、封筒4のフラップ4aの折り曲げ部がベンダーレバー8と対向するエッジ部15bの真下に来るように、センサ18の位置を設定してある。
【0013】次に、粘着テープを保持し、張設し、貼着する手段について次に説明する。図1,図3及び図4に示すように、側板1にはボス20とボス21が形成してあり、側板2にも同様のボスが形成してある。側板1のボス20,21にはガイド軸22が固定され、側板2のボスにも同様のガイド軸23が固定されている。この2つのガイド軸22,23にスライド板24の裏側に形成してあるガイド孔24c,24d(図4図示)が嵌合することにより、スライド板24が摺動自在に支持されている。図2に示すように側板2の内側にはスライド板送りモータ25が設けてあり、スライド板送りモータ25の回転軸は図示しない輪列及びクランク機構を介してスライド板24に連結されている。したがって、スライド板送りモータ25を駆動させることにより、スライド板24は封筒4の送り方向(図1上下方向、図2左右方向)に往復動するようになっている。
【0014】スライド板24には、このスライド板24上を封筒4の送り方向と直交する方向(図1左右方向)に往復動自在なキャリア26が設けてある。キャリア26はテープを引き出して張設する手段を構成するものである。キャリア26の駆動機構を説明すると、スライド板24の裏側には図示しないキャリア送りモータが設けてあり、キャリア送りモータの軸27はスライド板24を貫通して表側に突出している。この軸27にはピニオン28が形成され、歯車29を介して歯車30が回転するようになっている。歯車30には歯車31が一体に形成してある。スライド板24の中央部には歯車31と連動する歯車32が設けてあり、歯車31と歯車32には歯形を形成したタイミングベルト33が掛け回されている。更に、タイミングベルト33に近接してこれに張力を付与するテンションレバー34が設けてある。テンションレバー34は軸35を支点として揺動可能であり、その先端部にはテンションローラ36が回転自在に軸支されている。テンションレバー34はバネ37により図1の上方に付勢されている。
【0015】一方、スライド板24にはガイド軸38が設けてあり、その両端はスライド板24の支持部24a,24bにより支持されている。キャリア26はガイド軸38に摺動自在に支持されている。図2において、キャリア26にはタイミングベルト33の歯形に係合する係合部26aが形成してあり、このためキャリア26はタイミングベルト33の移動に連動するようになっている。また、キャリア26にはスライド板24の一部と係合する係合部26bが形成してあり、この係合部26bとガイド軸38によって平行に移動するようになっている。
【0016】キャリア26上にはソレノイド39が設けてある。ソレノイド軸40には連結部41が軸42を介して揺動自在に連結してある。連結部41にはクランパ43が連結されており、軸44により揺動自在に支持されている。また、クランパ43はバネ45により開く方向に付勢されている。クランパ43にはクランプ用の爪46が形成してある。そして、キャリア26には爪46に対向してクランプ爪受26cが設けてある。
【0017】次に、粘着テープを保持する手段について説明する。図1及び図4に示すように、スライド板24の左端部には、テープカセット47を装着するための凹部24eが設けてある。この凹部内にテープカセット47が着脱自在に設けてある。テープカセット47は、図5及び図6に拡大して示しているように、その外周壁部に取付けレバー47aが設けてあり、この取付けレバーの中間部には、テープカセットを凹部24eに係止するための係止爪47cが設けてある。外周壁部の内部は粘着テープの収納室47dであり、この収納室の中心に中心軸47bが一体に立設してある。この中心軸47bにテープホルダ48が着脱自在かつ回転自在に設けてある。テープホルダ48の外周面にリブ48aが突出しており、このリブ48aに圧接状態に、市販のテープロール49をそのロール芯50を介して嵌合させている。
【0018】図5に示すテープカセット47の右下隅に、テープロール49から粘着テープTを引き出すためのガイド部が構成してある。即ち、右下隅にカセットの底面から所定の間隔をおいてカセット蓋47eが配設してあり、カセットの底面とカセット蓋47eによって、ガイドローラ51を支持すると同時に、1方のテープガイド板53とカッタ62をそれぞれ揺動自在に支持する軸53a,62aが支持されている。テープガイド板52はばね52bによにより反時計方向に付勢され、テープガイド板53はばね53bにより時計方向に付勢されている。テープガイド板52の中間部には、粘着テープTの粘着面をガイドするガイドローラ52cが回転自在に設けてあり、このガイドローラで粘着テープTを介してテープガイド板53に弾接している。ばね53bのばね力はばね52bのばね力より大きく設定してある。テープガイド板53には度決め突部53cが設けてあり、テープカセットに設けてある突起47fに係合し、これによりばね53bによるテープガイド板53の回転力を阻止するようになっている。
【0019】テープガイド板52と53とによる粘着テープTの挟持面の詳細を図7に示している。ガイド板53の挟持面は粘着テープの非粘着面が対接するので、平面形状をしており、その上端辺に屈曲部53dを形成してテープの上辺をガイドするようになっている。ガイド板52の挟持面は粘着テープの粘着面が対接するので、多数の小突起52dを形成して粘着面との接触面積を小さくしており、上端辺と下端辺に沿って高さの高い突起52eを配置してテープの上辺と下辺をガイドするようになっている。
【0020】また、カセットの底面には、ストッパ47gが形成してあり、更にカッタ62がピン62aを揺動中心として揺動自在に支持してある。このカッタ62は、テープロール49から引き出された粘着テープTの、テープガイド板52,53からの突出端を所定の長さに切断して、初期状態を均一に定めるものであり、退避位置(図5図示)と切断位置(図8図示)との間を揺動可能に設けてある。
【0021】次に、フラップ4aに貼着したテープを切断する手段を説明すると、図1及び図3に示すようにスライド板24にはカッタモータ54が設けてあり、そのモータ軸にはウォーム55が固着してある。ウォーム55の回転は歯車56、歯車57に伝達される。歯車57には偏心ピン57aが形成してあり、カッタホルダ58のU字状アーム58aに嵌合している。そして、偏心ピン57aが回動するとそれに伴ってカッタホルダ58がテープTの突出端と直交する方向に前進後退するようになっている。カッタホルダ58には、カッタ59が取り付けてある。更に、図2に示すように、スライド板24には、封筒4のフラップ4aにテープTを押しつけて貼着するための押え板60が受台15に対向する位置に設けてある。押え板60はゴム製であり、スライド板24の裏面側に固定された押え板ホルダ61に取り付けられている。
【0022】次に、上記構成の封筒自動封緘装置の動作について説明する。まずテープロール49をセットするには、テープロール49から粘着テープTを引き出しておいて、ロール芯50を介してテープホルダ48に装着し、このテープホルダ48をテープカセット47の中心軸47bに嵌合させて、テープロール49をテーカセット47の収納室47d内に収納する。引き出しておいた粘着テープTを、図8に示すようにガイドローラ51を掛け回し、テープガイド板52をばね52bのばね力に抗して時計方向に揺動させてテープガイド板53との間に間隔を設け、その間隙内を通過させて粘着テープTをガイド板から突出させておく。そして粘着テープTの先端を引っ張ると、図8のようにガイド板53は揺動してストッパ47gにより揺動が停止される。そこで、カッタ62をピン62aを中心にその退避位置から切断位置まで揺動させ、カッタ62の先端にて突出しているテープTを切断する。カッタ62の切断位置では、カッタの先端とガイド板53の先端との間隔をmに設定してあるので、粘着テープTのガイド板から突出する長さは、常に均一な長さmに揃えられ、これが初期位置となる。
【0023】次にこのテープカセット47を、スライド板24の凹部24e内に装着する際には、カッタ62を退避位置に揺動させテープカセット47の外周壁部の取付けレバー47aをつまんで凹部24e内に押し込むと、取付けレバーの中間部の係止爪47cが凹部24eに係止し、テープカセット47がスライド板24にセットされる。
【0024】この状態が図1に示した初期位置であり、そこで封筒4がガイド板3から挿入され、図2において封筒4のフラップ4aの先端がガイド5の検出レバー5aに達したことが検出されると、封筒送りモータ14が駆動し、これにより送りローラ6が時計方向に回転し、これに連動して従動ローラ7が反時計方向に回転することにより封筒4は下流側に送られる。封筒4の先端がガイド10のセンサ18の位置に達した時、センサ18からの信号によって封筒送りモータ14が停止し、それにより封筒4も移動を停止する。その停止位置は、上記のように封筒4の折り目に当たる部位が、受台15のエッジ部15bの真下に来た位置に当たる。
【0025】次に、フラップ曲げモータ9が駆動することによりベンダーレバー8の先端部が上方に揺動し、ベンダーレバー8の溝部8aとエッジ部15bの間に封筒4の折り目が挟まれた状態で、フラップ4aが受台15の受面15aに対接する位置まで約90度折り曲げられる。この状態で封筒4は保持される。
【0026】次いで、テープの張設手段ではソレノイド39が駆動し、これによりクランパ43が揺動して、ガイド板52,53から所定の長さmだけ突出するように初期状態が定められている粘着テープTの突出端を、爪46とクランプ爪受26cとの間でクランプする。続いてキャリア送りモータが作動し、キャリア26を図3に示すように右側に移動させる。これによりテープTが受台15と押え板60間の空中に引き出される。その位置は引き出されたテープTの下半部がベンダーレバー8で折り曲げられた封筒4のフラップ4aの上端部に対向する位置である。一定長さまでテープTが引き出されるとキャリア送りモータが停止してテープが張設された状態となる。このときのテープTはその上半部が封筒4のフラップ4aの上端部から更に上方へ突出した位置である。
【0027】次いで、スライド板送りモータ25が駆動し、図3に示すようにスライド板24が封筒挿入方向の上流側に前進させられる。そのためテープTの上端部は押え板60により受台15の受面15aに押しつけられ、同時にその下半部が折り曲げられたフラップ4aの上端部に貼着される。ここでカッタモータ54が作動し、カッタ59を前進させてフラップ4aに貼着されたテープの末尾を切断すると同時に、ソレノイド39によるテープTの先端部のクランプが解除される。なお、カッタ59とテープガイド板の先端部との間の距離はmに設定してあるので、カッタ59により切断された粘着テープTのガイド板からの突出長さは、長さmとなり、初期位置に一致している。次に、スライド板送りモータ25が逆回転駆動し、スライド板24が後退して押え板60がテープTから離脱して図1へ戻ると同時に、フラップ曲げモータ9が逆回転し、ベンダーレバー8が下方へ揺動して封筒4から離脱する。
【0028】次に、キャリア送りモータを逆転してキャリア26を図1の元の位置に戻すと同時に、封筒送りモータ14が再駆動し、送りローラ6及び従動ローラ7が回転して封筒4を更に上流側に移動させる。封筒4の折り目が駆動ローラ11,12まで達し、駆動ローラ11,12間を通過すると、封筒4のフラップ4aが閉じて、テープTの上半部が封筒4に貼着封緘される。そして、封筒4の通過がガイド13の検出レバー13aに検出されると、封筒送りモータ14は逆回転駆動され、封筒4を逆送りする。これによりフラップ4aは再度駆動ローラ11,12間を通過する。このため、テープTの貼着が確実なものとなる。更に、封筒4は上流側に逆送りされ、ガイド板3に排出されて装置が停止する。なお、カッタ62は上記の揺動式に限られるものではなく、摺動式その他種々の移動の構成が可能である。
【0029】
【発明の効果】本発明は、以上説明したような形態で実施され、以下に記載されるような効果を奏する。粘着テープのロールは、予めテープカセット内に装着し、テープの突出先端をテープカセットに設けてあるカッタにて所定の長さに切断した後で、装置内のスライド板に取り付けるようにしているので、ロールの着脱の作業が極めて簡単にでき、作業がし易く、短時間で作業することができる。カッタを移動可能に構成しているので、切断時以外の時には退避位置に収容しておくことができ、封筒の自動封緘の操作の時に邪魔にならない。またこの移動を揺動式に構成すれば構造を簡単にできる。また、テープカセットに係止爪を設けているので、スライド板への着脱が簡単にできる。
【出願人】 【識別番号】396004981
【氏名又は名称】セイコープレシジョン株式会社
【出願日】 平成7年(1995)12月28日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】松田 和子
【公開番号】 特開平9−175096
【公開日】 平成9年(1997)7月8日
【出願番号】 特願平7−343638