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封入装置 - 特開平9−142091 | j-tokkyo
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【発明の名称】 封入装置
【発明者】 【氏名】市川 浩

【目的】
【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】 封入物供給装置から供給された封入物が封入物搬送装置にて搬送され、袋体供給装置から供給された袋体が袋体搬送装置にて搬送され、上記両搬送装置における封入ポジションにて封入物挿入装置により上記封入物が上記袋体内へ挿入して封入され、上記封入物挿入装置の作動が制御装置により制御される封入装置において、上記制御装置は、一つの上記袋体へ封入される上記封入物の形態に応じて上記封入物の封入速度を変更するよう制御することを特徴とする封入装置。
【請求項2】 制御装置は、一つの袋体へ封入される封入物の形態に反比例して上記封入物の封入速度を変更させるよう封入物挿入装置を制御する請求項1に記載の封入装置。
【請求項3】 制御装置には、一つの袋体へ封入される封入物の形態に関する情報が記憶され、この情報に基づいて封入物の封入速度を変更させる請求項1又は2に記載の封入装置。
【請求項4】 一つの袋体に封入される封入物に関する情報を検出する形態検出器を備え、制御装置は、上記形態検出器からの情報に基づいて上記封入物の封入速度を変更させる請求項1又は2に記載の封入装置。
【請求項5】 上記封入物の形態は、上記封入物の厚さ又は大きさの少なくともいずれか一方である請求項1〜4のいずれか一に記載の封入装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、封入物を封筒等の袋体に封入する封入装置に関する。
【0002】
【従来の技術】この種の封入装置は、例えば特開平7-61406 号公報に記載されている。この公報によれば、封入物は、複数の封入物供給装置のそれぞれから封入物コンベア上へ供給されて、積層状態に丁合されて搬送される。一方、封筒は、封筒供給装置から封筒コンベア上へ供給されて搬送され、両コンベアの封入ポジションにおいて、封入物挿入装置により封筒内に封入物が挿入され封入される。封入物が封入された封筒は、封緘装置により封緘されて、封筒スタッカ装置に順次スタックされる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで従来の封入装置では、封入物挿入装置が封入物を封筒内へ挿入して封入する封入速度は、封入物の厚さや大きさ等封入物の形態の変動に拘らず一定である。
【0004】このため、封筒の封入可能容積に対し封入物の厚さや大きさに余裕があまりない場合には、封入物挿入装置による封入速度が速すぎて、封入ミスや封入ジャムが発生してしまう虞がある。
【0005】本発明の課題は、上述の事情を考慮してなされたものであり、封入物の形態に拘らず封入物を袋体へ良好に封入できる封入装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明は、封入物供給装置から供給された封入物が封入物搬送装置にて搬送され、袋体供給装置から供給された袋体が袋体搬送装置にて搬送され、上記両搬送装置における封入ポジションにて封入物挿入装置により上記封入物が上記袋体内へ挿入して封入され、上記封入物挿入装置の作動が制御装置により制御される封入装置において、上記制御装置は、一つの上記袋体へ封入される上記封入物の形態に応じて上記封入物の封入速度を変更するよう制御するものである。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の発明において、制御装置は、一つの袋体へ封入される封入物の形態に反比例して上記封入物の封入速度を変更させるよう封入物挿入装置を制御するものである。
【0008】請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、制御装置には、一つの袋体へ封入される封入物の形態に関する情報が記憶され、この情報に基づいて封入物の封入速度を変更させるものである。
【0009】請求項4に記載の発明は、請求項1又は2に記載の発明において、一つの袋体に封入される封入物に関する情報を検出する形態検出器を備え、制御装置は、上記形態検出器からの情報に基づいて上記封入物の封入速度を変更させるものである。
【0010】請求項5に記載の発明は、請求項1〜4のいずれか一に記載の発明において、上記封入物の形態は、上記封入物の厚さ又は大きさの少なくともいずれか一方であるものである。
【0011】請求項1〜5に記載の発明には、次の作用がある。制御装置が封入物挿入装置を制御して、一つの袋体に封入される封入物の形態に応じて封入物の封入速度を変更、例えば封入物の封入速度を封入物の形態に反比例して変更させることから、封入物が袋体へ円滑に封入できる封入速度に設定できる。このため、封入ジャムの発生等を防止でき、封入物を袋体へ良好に封入できる。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1(A)は、本発明に係る封入装置の第1の実施の形態を示す平面図である。図1(B)は、図1(A)の速度テーブルに格納された速度パターンを示すグラフである。
【0013】図1(A)に示すように、封入封緘装置20は、印刷物、カタログ、雑誌あるいは個人情報紙等の封入物21を、袋体としての封筒22内に封入し、封緘するものである。この封入封緘装置20は、封入物供給装置23、封入物コンベア24、封筒供給装置25、封筒コンベア26、封筒フラップ開き装置27、封筒口開き装置28、封入物挿入装置30、封筒フラップ糊付け装置31、封筒フラップ閉じ装置32、封緘装置33、封筒スタッカ装置34及び制御装置35を有して構成される。
【0014】封入物供給装置23は、封入物コンベア24に沿って複数個設置される。各封入物供給装置23から封入物コンベア24上へ封入物21が供給されて、この封入物21は、封入物コンベア24上で積層状態に丁合されて搬送される。また、封筒供給装置25は、封筒コンベア26上に封筒22を1枚ずつ、積み重ねることなく供給する。
【0015】封入物コンベア24は、2本のチェーン36がそれぞれ2個のスプロケット(図示せず)に巻き掛けられて平行に配置され、これらの各チェーン36に封入物送り爪37が所定間隔で固着される。この所定間隔は、封入物21の長さ以上に設定される。これらのチェーン36の上方では、封入物受プレート38が設置される。封入物送り爪37は、封入物受プレート38に形成された通路(不図示)から突出して設けられる。封入物コンベア24に供給された封入物21は、封入物受プレート38に載置され、封入物送り爪37に押されて、封入物受プレート38上をスライドして搬送される。また、この封入物コンベア24のチェーン36を駆動するスプロケットは間欠回転して、封入物21を間欠搬送させる。
【0016】封筒コンベア26は、1本のチェーン40が図示しない2個のスプロケットに巻き掛けられ、このチェーン40に所定間隔で封筒送り爪41が固着される。この所定間隔は、封筒22の長さ以上に設定される。チェーン40の上方に封筒受プレート42が配置され、封筒送り爪41はこの封筒受プレート42を貫通して突出する。封筒22は、封筒受プレート42上に載置され、封筒送り爪41に押されて搬送される。この封筒コンベア26のチェーン40を駆動するスプロケットも間欠回転して、封筒22を間欠搬送させる。
【0017】封筒フラップ開き装置27は、封筒22のフラップ22Aを開かせるものである。封筒22は、封筒供給装置25にてフラップ22Aが閉じた状態で供給されるため、封筒フラップ開き装置27が必要となる。
【0018】また、封筒口開き装置28は、封筒コンベア26の封入ポジションAに設置され、下部吸盤と昇降可能な上部吸盤(ともに図示せず)により封筒22の表面及び裏面を吸着して、封筒22の口を開口させるものである。
【0019】封入物挿入装置30は封入物コンベア24の封入ポジションAに設置される。この封入物挿入装置30は、プッシュ部材43を封入物コンベア24側から封筒コンベア26側へスライドさせることにより、開口された封筒コンベア26上の封筒22内へ、封入物コンベア24上の封入物21を挿入させ封入するものである。
【0020】封筒フラップ糊付け装置31は、封筒コンベア26上にある封筒22のフラップ22Aに糊付け(あるいはフラップ22Aに乾燥状態の糊が付着している場合には水付け)するものである。また、封筒フラップ閉じ装置32は、封筒コンベア26上にある封筒22のフラップ22Aを下から押し上げて閉じるものである。更に、封緘装置33は、封筒コンベア26上にあって、フラップ22Aが押し上げられた封筒22に対し、そのフラップ22Aをローラ(図示せず)等で押し付けて接着させ、封筒22を封緘させる。
【0021】封筒スタック装置34は、封筒コンベア26上にあって、封入物21が封入された後封緘された封筒22を、下から上方へ突き上げて積み上げ、所定量スタックするものである。
【0022】前記制御装置35は、封入物供給装置23、封入物コンベア24、封筒供給装置25、封筒コンベア26及び封入物挿入装置30の作動を制御する。封入物21が例えば個人情報紙である場合には、この封入物21の枚数や大きさなどが個人毎に変動し、この情報が制御装置35に接続された記憶部44に記憶される。制御装置35は、上記個人毎の情報に基づいて封入物供給装置23のうち該当する封入物供給装置23を作動させ、封入物コンベア24上へ封入物21を供給する。
【0023】また、記憶部44内には速度テーブル45を有する。この速度テーブル45には、封入物21の形態、つまり封入物21の厚さ(枚数)や大きさに応じて、封入物挿入装置30による封入物21の封入速度を変動する速度パターンが格納されている。この速度パターンは、例えば図1(B)に示すように、封入物21の枚数nに反比例して封入物挿入装置30の封入速度vが連続的に変化するもの、或いは封入物21が基準枚数(例えば5枚)以下である場合には、封入物挿入装置30の封入速度vを所定値以上とし、上記基準枚数以上である場合に封入速度vを所定値以下とするように、封入速度vを封入物21の枚数に応じて段階的に反比例するものとされる。更に、この速度パターンは、封入物21の大きさについても、上述と同様に、封入物挿入装置の封入速度vを封入物21の縦、横の寸法に対し連続的或いは段階的に反比例(寸法が大きければ封入速度vを遅く)させるものである。
【0024】制御装置35は、記憶部44に記憶された封入物21に関する個人毎の情報に基づいて、その封入物21を封入するときの封入物挿入装置30の封入速度を速度テーブル45から決定し、封入物挿入装置30を制御する。封入物挿入装置30は、上述のようにして決定された封入速度によって、封入物21を封筒22内へ挿入し封入する。
【0025】上記実施の形態によれば、制御装置35が封入物挿入装置30を制御して、一つの封筒22内に封入される封入物21の枚数n(封入物21の厚さ)や大きさに応じて、封入物挿入装置30による封入物21の封入速度vを変更、例えば封入物挿入装置30の封入速度vを封入物21の枚数nに反比例して変更させることから、封入物21を封筒22内へ円滑に封入できる。このため、封入物21の形態(枚数nや大きさ)に拘らず、封入物21を封筒22へ良好に封入でき、封入ミスや封入ジャムの発生を防止できる。
【0026】次に、本発明による封入装置の第2の実施の形態について、先の図1を用いて説明する。第1の実施の形態では、封入物の枚数や大きさなどの情報を記憶部44に記憶させておいたが、この第2の実施の形態では、これらの情報をバーコードとして封入物に付しておく点が相違する。即ち、この封入封緘装置では、封入物21の表面に、封入物21の丁合枚数nや大きさ等の情報を記録したバーコード(図示せず)が貼着された封入物21を処理するものであり、任意の一つの封入物供給装置23或いは各封入物供給装置23と封入物コンベア24との間に、形態検出器としてのバーコードリーダ51(図中鎖線で示す)が設置されている。このバーコードリーダ51は、封入物21が封入物供給装置23から封入物コンベア24上へ供給される間に、上記バーコードに記録された情報を読み取る。
【0027】制御装置35はバーコードリーダ51が読み取ったバーコードの情報に基づいて、速度テーブル45から封入物挿入装置30の封入速度vを決定し、この封入速度vにて封入物挿入装置30を作動させて、封入物コンベア24上の封入物21を封筒コンベア26上の封筒22内へ封入させる。
【0028】この実施の形態においても、封入物コンベア24上の封入物21を封筒コンベア26上の封筒22内へ円滑に封入できるので、封入ミスや封入ジャムを発生させることなく、封入物21を封筒22内へ良好に封入することができる。
【0029】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る封入装置によれば、封入物の形態に拘らず、封入物を袋体へ良好に封入することができる。
【出願人】 【識別番号】000221306
【氏名又は名称】東芝メカトロニクス株式会社
【出願日】 平成7年(1995)11月24日
【代理人】 【弁理士】
【氏名又は名称】塩川 修治
【公開番号】 特開平9−142091
【公開日】 平成9年(1997)6月3日
【出願番号】 特願平7−327877