| 【発明の名称】 |
パソコンによるゴム印製造及び印刷のための製版法 |
| 【発明者】 |
【氏名】菅沼 俊二
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| 【目的】 |
写植機、電算写植機、DTPによる製版と同等の仕上品質とそれ以上の機能性を持つ、パソコンによる印判製造および印刷のための製版法。 |
| 【構成】 |
製版のための版下をパソコンで作成する際、版下仕上げ時の寸法(原寸)を拡大(2倍位が適当)したものを作成し、製版用カメラで撮影する際、原寸に縮小しネガフィルムを作成する。出来たネガフィルムからゴム印製造用又は印刷用の版を作成する。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 製版のための版下を作成する際、原稿の要求する寸法通りのものを原寸で作成するので無く、拡大(2倍位が適当)したものをパソコンで作成し、出来た版下を製版用カメラで撮影する際、原寸に縮小し製版用ネガフィルムを作成する。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】この発明は、ゴム印製造及び商業印刷に係わり、パソコンにより低コストにて高品質のゴム印を製造するため、又高品位の印刷をするための製版法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】写植機による製版法では、作成した版下は印画紙に焼き付けられ、製版用カメラでその版下である印画紙を撮影し製版用ネガフィルムに忠実に版下が再現され、又電算写植機やDTP(マッキントッシュに代表されるパソコンによる出版、印刷システム)による製版法では、コンピューターで作成された版下データは高価な(数千万円)出力機を介して直接製版用ネガフィルムに同じく忠実に版下が再現され、出来たネガフィルムからゴム印製造用の版もしくは印刷用の版が、完全な品質で製作される。が、いずれにしても、その製版システムは数百万円から数千万円の設備投資が必要な高コストのものである。一方、パソコンにより低コストで製版しようとすれば、高価な出力機等を使用せず、パソコンで作成した版下データをレーザープリンター等の通常低価格のパソコンプリンターにより出力し普通紙に印字されたものを版下として使用し、製版用カメラで撮影し製版用ネガフィルムを作成するという方法を選択せざるを得ない。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】この時、製版用カメラで版下を撮影する際、版下用紙が印画紙であれば何の問題も生じないが、版下用紙が普通紙であると版下紙表面で光学的に乱反射を起こす事が原因で、10ポイント以下位の小さな文字ではネガフィルムに撮影された文字の細部に欠落または潰れを生じて完全な文字を再現する事が出来ず、結果として商業用としては不完全な版しか出来ないという致命的な欠陥があり、版下に普通紙を用いるパソコンによる製版法では写植機や電算写植機又はDTPによる製版法に品質面でとても及ばない状況である。 【0004】 【課題を解決するための手段】そこで版下に普通紙を用いる事から生じる、製版用カメラによる版下撮影時の乱反射による影響を最小限に押さえるため、原稿で要求される寸法を拡大した版下を作成し、フィルム製版時に製版用カメラで光学的に元に縮小するという方法を発明した。 【0005】 【作用】そもそも版下から製版用カメラで撮影する際の、乱反射による文字の細部の欠落又は文字の潰れ現象は、大きな文字には問題を生ぜず、小さな文字になるほど生ずる現象で、10ポイントの大きさの文字くらいになると発生し始め、実用上の最少の大きさである6ポイント位で甚だしくなるので、版下に使用されている最少文字の大きさを10ポイント以上に大きくしてやれば版下撮影時の乱反射の影響は事実上無いものになる。又製版用カメラで縮小する際には文字の劣化は全く生じない。 【0006】 【実施例】そこでパソコンで版下を作成する際、原稿で指定された文字の大きさ寸法を拡大(2倍が適当と考えられる)し、版下上の文字の大きさを最少のものでも12ポイント程度以上にしたものを作成し、製版用カメラで元の大きさに縮小して撮影、作成されたネガフィルムを使用して製版する事で、写植機や電算写植機又DTPによる製版によるものと劣らない仕上がり品質のゴム印製造もしくは高品位の印刷を可能とした。 【0007】 【発明の効果】従来の写植機、電算写植機又はDTPによる製版システムには多額の(数百万円から数千万円)の投資が必要であり、とても零細印判、印刷業者の負担し得るものでは無かったが、本発明により非常に少額(製版カメラを含めなければ100万円未満)の投資で従来の製版システムに匹敵する効果を得る事が出来、しかも版下を縮小してフィルム製版する事により、パソコンプリンターの出力精度を倍増し、文字の輪郭の滑らかさをさらに推し進め、写植の文字とほとんど区別のつかない程の美しい正確な文字を製版出来る。又DTPによる製版法では出力機に対応した限定されたソフトしか版下作成に利用出来ないが、本方法では全ての市販ソフトが利用可能となり、さらにパソコン関連の様々な新しい機能を利用、例えばパソコン通信を利用しての遠隔地での版下作成など多様な製版システム上の機能付加の効果と可能性を得る事が出来る。 【0008】
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| 【出願人】 |
【識別番号】595141340 【氏名又は名称】株式会社キクタ
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| 【出願日】 |
平成7年(1995)8月29日 |
| 【代理人】 |
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| 【公開番号】 |
特開平9−58101 |
| 【公開日】 |
平成9年(1997)3月4日 |
| 【出願番号】 |
特願平7−258076 |
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