トップ :: B 処理操作 運輸 :: B26 切断手工具;切断;切断機




【発明の名称】 ラベル紙印字切断装置
【発明者】 【氏名】門田 洋次

【氏名】木村 卓也

【目的】
【構成】
【特許請求の範囲】
【請求項1】ラベル紙に印字する長さをラベル紙の通紙方向に対して指定する指定手段と、指定された印字長さからラベル紙の通紙方向全長に繰り返し印字できる回数を決定する印字回数決定手段と、ラベル紙に前記決定された印字回数の印字を行う印字手段と、前記印字長さ毎に前記印字回数決定手段により決定された回数の切断を行う切断手段と、その切断されたラベル紙を順次収納する集積手段と、決定された印字回数の最後の切断が終了したことを検知する検知手段と、該検知手段により、残りのラベル紙を前記集積手段とは別の方向に搬送し、集積する集積手段とを具備したラベル紙印字切断装置において、前記切断手段は、一のローラと該一のローラ周面に凸設形成されたカッターと、前記一のローラに当接した他のローラと、該他のローラ周面に前記カッターが嵌まり込むように凹設形成された溝部で構成され、前記一のローラと他のローラとの間で前記ラベル紙を挟持させるとともに、前記切断手段をラベル紙通紙方向に垂直に移動して切断可能に構成したことを特徴とするラベル紙印字切断装置。
【発明の詳細な説明】【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像処理装置に関するものであり、特に記録紙を切断する事ができ、一枚のラベル紙に一以上のラベル印刷を施すと共に、ラベル単位に切断して収集するラベル紙印字切断装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のラベル付きの用紙を切断する装置としては、ロール紙等の連続紙が用いられ、ロール紙等に印字した後に、印字領域の最適な位置条件を設定して、切断位置を調節しながら紙送りを制御していた。一方、ページプリンタでは、ラベル用紙の長さが規格毎に限定されているので、例えば、台紙にラベルを付けたA4の用紙の長手方向に対しては、所望の分割したラベル毎に切断した場合、長手方向の下流側に余白が生じていた。
【0003】この余白部分は一定の長さが確保出来ないものは切断が困難であるので、分割の最後の余白付きの印刷ラベル紙は、別の集積部へ収納し、更に後で別に切断していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の問題を解決する為になされたものであって、長手方向の下流側に比較的短い余白が生じても、容易に切断ができるようにして、切断最後の印刷ラベル紙を効率よく別の集積部に収納して、後で切断するという手間を無くし、作業効率を向上させるラベル紙印字切断装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】前記の問題を解決するために、本発明は、ラベル紙に印字する長さをラベル紙の通紙方向に対して指定する指定手段と、指定された印字長さからラベル紙の通紙方向全長に繰り返し印字できる回数を決定する印字回数決定手段と、ラベル紙に前記決定された印字回数の印字を行う印字手段と、前記印字長さ毎に前記印字回数決定手段により決定された回数の切断を行う切断手段と、その切断されたラベル紙を順次収納する集積手段と、決定された印字回数の最後の切断が終了したことを検知する検知手段と、該検知手段により、残りのラベル紙を前記集積手段とは別の方向に搬送し、集積する集積手段とを具備したラベル紙印字切断装置において、前記切断手段は、一のローラと該一のローラ周面に凸設形成されたカッターと、前記一のローラに当接した他のローラと、該他のローラ周面に前記カッターが嵌まり込むように凹設形成した溝部で構成され、前記一のローラと他のローラとの間で前記ラベル紙を挟持させるとともに、前記切断手段をラベル紙通紙方向に垂直に移動して切断可能に構成するものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下に、図面を用いて本発明の実施例を説明する。図1は、本発明の実施例のラベル紙印字切断装置の全体構成図を示す図である。図において、ラベル紙2を収納したカセット1からラベル紙は図面上左方向に1枚づつ給送され、印刷装置3のラベル位置検出手段4で位置検出して一旦停止し、印刷手段5でラベル紙が印刷される。このカセット1は不図示であるがラベル紙自体の通紙方向の長さを認識できるようになっており、この情報を基に後述するこのラベル紙の認識した長さに応じて印字回数が決定される。
【0007】図の例では、1枚のラベル紙に5枚のラベル印刷が施されて、次工程であるカッター部(切断手段)7へ給紙されて行く。カッター部7で切断後は、センサ6で切断したラベル紙を検出して、後述するように集積手段8,9の何れかニ振り分けられる。
【0008】図2は本発明の一実施例の機能を説明するブロック図である。以下順を追って説明する。例えば、1枚のラベル紙2に5つのラベル印字が施される場合、図2に示す印字装置3から1つのラベル印字の印字長さの情報を印字長さ指定手段301に送り、予めカセット1にラベル紙の長さを認識された1枚のラベル紙に何回書けるか(この場合は5回)を印字回数決定手段302で決定する。決定された印字回数の印字を印刷装置3の印字手段5により1枚のラベル紙2に印字する。印字されたラベル紙2は1つの印字長さ毎に印字回数決定手段302により決定された回数の切断を行うカッター部7(切断手段)により切断がおこなわれ、その切断されたラベル紙2を順次収集器8に収納する。
【0009】一方、決定された印字回数の最後の切断が実際に行われると、最後のカットされたラベル紙であることをセンサー6の検知手段306が検知し、この検知手段306検知により残りのラベル紙を前記集積手段とは別の方向に分別して搬送され収集器9に収納される。
【0010】この最後の余白は、通紙方向に対して短いためにカッター7を切断面に押しつけて切断すると折れ曲がるため切断しにくい。従って、図3に示すようなカッター部7で構成する。つまり、カッター部7は上部送りローラ(一のローラ)102と下部送りローラ(他のローラ)201とで構成され、その周面に凸設されたカッター101を形成し、軸103を中心に回動可能に構成している。また、上部送りローラ102に当接して下部送りローラ(他のローラ)201が配置されており、その周面にカッター101が嵌まり込むように凹設した溝部202を形成されて、軸203を中心に回動可能に構成されている。この構成により上部送りローラ102と下部送りローラ201の周面で最後のラベル紙を挟持するため、周面で最後の余白が折れ曲がるのを阻止するばかりか、カッター101と溝部202でラベル紙2の切断が容易となる。
【0011】かかるカッター部7の動作としては、図4に示すように、上部送りローラ102と不図示の下部送りローラ201との間でラベル紙2が挟持されており、カッター部7自体がラベル紙2の通紙方向に垂直に移動して切断することができる。
【0012】
【発明の効果】以上の構成により、長手方向の下流側に比較的短い余白が生じても、容易に切断ができ、切断最後の印刷ラベル紙を効率よく別の集積部に収納することができる。また、この構成により、比較的短い余白を後で切断するという手間を無くし、作業効率を向上させることが可能である。
【出願人】 【識別番号】000006633
【氏名又は名称】京セラ株式会社
【出願日】 平成8年(1996)5月31日
【代理人】
【公開番号】 特開平9−314495
【公開日】 平成9年(1997)12月9日
【出願番号】 特願平8−138428