| 【発明の名称】 |
玉子焼き器 |
| 【発明者】 |
【氏名】斉藤 道夫
【氏名】斉藤 亘子
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| 【目的】 |
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| 【構成】 |
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【特許請求の範囲】
【請求項1】 一対の玉子焼き器半体から形成されており、各玉子焼き器半体は方形の底板と周壁とからなる焼皿部、及び上記周壁の1つに突設された把手を有し、両方の焼皿部の開放面を向かい合わせて、その周壁同士を突き合わせて重ね、上記把手を有する周壁と相対する側の周壁相互をヒンジにより開閉自在に連結し、上記各焼皿部の周壁を突き合わせた面のうち、上記把手及びヒンジを有さない周壁の突き合わせ面に、互いに補完的形状を有する周壁幅方向の傾斜面を形成した玉子焼き器。 【請求項2】 上記ヒンジは、片方の焼皿部に設けられたヒンジピン、及び他方の焼皿部に設けられたヒンジ係合部から形成され、上記一対の玉子焼き器半体は相互に分離・結合自在である請求項1に記載の玉子焼き器。 【請求項3】 上記ヒンジは、片方の焼皿部に設けられたヒンジピン、及び他方の焼皿部に設けられたヒンジ係合部から形成され、上記一対の玉子焼き器半体は相互に分離・結合自在であり、上記一対の焼皿部の底板の中央部分に肉厚部を有しており、各焼皿部の上記傾斜面を有する周壁は、所定の角度だけ外側に傾いている請求項1に記載の玉子焼き器。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【発明の属する技術分野】この発明は、玉子焼き器に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、玉子焼きを作る場合、熱したフライパン上に掻き混ぜた玉子汁を流し込み、その玉子汁の焼き上がりに合わせて、へら等でこれを反転させ、さらに形を整えて作られていた。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】しかしながら、慣れていない人では反転させることや形を整えることが難しく、半熟状態の部分や焼きすぎの部分が生じ、特に、だし巻き玉子焼き等の厚みのある玉子焼きを作ることが難しかった。 【0004】そこで、この発明の課題は、容易に形を整えられ、均一に焼き、厚みのある玉子焼きを容易に作ることができるようにすることである。 【0005】 【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するため、この発明においては、一対の同一サイズの玉子焼き器半体から形成されており、各玉子焼き器半体は方形の底板と周壁とからなる焼皿部、及び上記周壁の1つに突設された把手を有し、両方の焼皿部の開放面を向かい合わせて、その周壁同士を突き合わせて重ね、上記把手を有する周壁と相対する側の周壁相互をヒンジにより開閉自在に連結し、上記各焼皿部の周壁を突き合わせた面のうち、上記把手及びヒンジを有さない周壁の突き合わせ面に、互いに補完的形状を有する周壁幅方向の傾斜面を形成したのである。 【0006】上記把手及びヒンジを有さない周壁の突き合わせ面に、互いに補完的形状を有する周壁の幅方向の傾斜面を形成したので、両方の焼皿部の開放面を向かい合わせたとき、その周壁同士がずれずに突き合わすことができ、また、突き合わされた後、横ずれすることを防止できる。これにより、玉子焼き器を容易にひっくり返すことができ、両面を焼くことが容易となる。また、玉子焼きを作っている途中で、上記片方の玉子焼き半体が横にずれて玉子焼きが壊れるのを防止できる。 【0007】 【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を添付図面を参照して説明する。 【0008】図1に示すように、この発明の玉子焼き器は、一対の同一サイズの玉子焼き器半体1、1’から形成されている。この各玉子焼き器半体1、1’は、方形の底板3、3’とその4辺に立ち上がった周壁、すなわち、両側壁4、4’、5、5’、及び両端壁6、6’、7、7’とからなる焼皿部2、2’、及び上記周壁の1つである一方の端壁6、6’に突設された把手8、8’から形成されている。 【0009】上記2つの玉子焼き器半体1、1’は、図2(a)に示すように、両方の焼皿部2、2’の開放されている面を向かい合わせて、その周壁同士をその周壁の開放側の面で突き合わせて重ね、上記把手8、8’を有する端壁6、6’と相対する側の端壁7、7’相互をヒンジにより開閉自在に連結する。 【0010】上記各焼皿部2、2’の周壁同士を突き合わせた面10、10’のうち、把手8、8’及びヒンジを有さない周壁である側壁4、4’、5、5’の上記突き合わせ面には、互いに補完的形状を有する側壁の幅方向の傾斜面を形成している。すなわち、片方の焼皿部2の側壁4、5には、側壁の幅方向に焼皿部2の外側に行くに従って、底板3側の方向に向かって傾斜する傾斜面11、12が形成され、他方の焼皿部2’の側壁4’、5’には、側壁の幅方向に焼皿部2’の外側に行くに従って底板3’側と反対方向に向かって傾斜する傾斜面11’、12’が形成されている。これらの傾斜面は、傾斜面11と11’、12と12’が互いに補完するような傾斜を有している。 【0011】上記焼皿部2、2’の底板3、3’は、同一サイズで、同一形状の方形を有しており、方形の玉子焼きを作る場合、型崩れをおこすことを防ぐことができる。他の形状の玉子焼きを作る場合は、その形状を有する焼皿部を用いればよい。また、上記焼皿部2、2’の周壁の高さは、その目的に応じて、任意の高さにすることができ、また、焼皿部2、2’で同一又は異なる高さとすることができる。この高さを調節することで、任意の高さを有する玉子焼きをつくることができる。さらに、ヒンジにより玉子焼き器半体1、1’を連結し、かつ、開閉自在としているので、玉子焼き器を反転させることで容易に、玉子焼き自体を反転させて反対側を焼くことができる。さらにまた、側壁4と4’、5と5’の開放面側にそれぞれ有する傾斜面11と11’、12と12’によって互いに補完しあうので、玉子焼き器半体1、1’同士を突き合わせるときにずれることを防止でき、また、突き合わせた後、横ずれを防止できて中の玉子焼きが壊れるのを防止できる。 【0012】また、この発明においては、上記のヒンジは、任意のものを用いることができるが、次の構造を有するヒンジを用いることがより好ましい。すなわち、図1に示すように、焼皿部2の端壁7にヒンジピン9を設け、焼皿部2’の端壁7’にヒンジピン9に引っ掛かるように、その先端部が湾曲状に曲げられたヒンジ係合部9’を設けて、互いに係合させてヒンジとするのである。このヒンジピン9とヒンジ係合部9’は、図1又は図2(a)の一点鎖線で示すように、互いに相互に分離・結合自在であるので、玉子焼きの焼き始めのときのように、一方の玉子焼き器半体のみを用いて、他方の玉子焼き器半体を用いない時は、他方の玉子焼き器半体をはずすことができる。 【0013】このようにすれば、2つの玉子焼き器半体が開いた状態でコンロ上を占領することを防止することができる。また、2つの玉子焼き器半体が開いた状態では、玉子焼き器自体の重心位置が上記ヒンジ付近にきて、玉子焼きを焼いている側の玉子焼き器半体の焼皿部の重心位置とは大きく異なるため、玉子焼きを作っているときコンロ上でバランスをとることが難しいが、使用していない玉子焼き器半体をはずすことで、重心位置が焼皿部の重心位置に近づき、2つの玉子焼き器半体1、1’を突き合わせた場合と同様に、コンロ上でバランスを容易にとることができる。 【0014】さらに、この発明においては、図2(a)(b)に示すように、上記焼皿部2、2’の底板3、3’の中央部分に肉厚部13、13’を形成してもよい。玉子焼きを作る際は一般的に弱い炎が用いられるので、炎は上記焼皿部のほぼ中央部だけを熱することになり、上記中央部分の玉子汁が先に加熱されて焼けむらが生じる場合がある。そこで、上記焼皿部2、2’の底板3、3’の中央部分に肉厚部13、13’を形成することにより、炎が直接あたる底板3、3’の中央部全体が加熱されるまでに、底板3、3’の周辺部も加熱され、その結果、底板3、3’全体を均一に加熱することができる。これにより、底板3、3’の場所による焼けむらを防止し、均一に玉子を焼くことができる。 【0015】さらにまた、この発明においては、図3に示すように、焼皿部2、2’の側壁4、4’、5、5’を、底板に対する垂直線14を基準として、所定の角度だけ外側に傾けてもよい。上記周壁を外側に傾けることで、焼き上がった玉子焼きを容易に取り出すことができる。 【0016】 【発明の効果】この発明によれば、上記把手及びヒンジを有さない周壁の突き合わせ面に、互いに補完的形状を有する周壁の幅方向の傾斜面を形成したので、両方の焼皿部の開放面を向かい合わせたときに、その周壁同士がずれずに突き合わされ、また、突き合わされた後の横ずれを防止できる。これにより、玉子焼き器を容易にひっくり返すことができ、両面を焼くことが容易となる。このため、容易に、半熟状態の部分や焼きすぎの部分を生じさせずに玉子焼きを作ることができ、また、だし巻き玉子等の厚みのある玉子焼きも容易に作ることができる。 【0017】さらに、玉子焼きを作っている途中で、上記片方の玉子焼き器半体が横にずれて玉子焼きが壊れるのを防止できる。
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| 【出願人】 |
【識別番号】595165748 【氏名又は名称】斉藤 道夫 【識別番号】595165759 【氏名又は名称】斉藤 亘子
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| 【出願日】 |
平成7年(1995)11月24日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】鎌田 文二 (外2名)
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| 【公開番号】 |
特開平9−140599 |
| 【公開日】 |
平成9年(1997)6月3日 |
| 【出願番号】 |
特願平7−305918 |
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