| 【発明の名称】 |
アルカリイオン水を作る凝灰岩による焼結石の製造方法 |
| 【発明者】 |
【氏名】佐藤 一男
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| 【目的】 |
凝灰岩を破砕した鉱物を焼成した焼結石を、水に浸透して作つたアルカリイオン水を各種の食品に使用することによつて、鮮度の保持と長期の保存とをするアルカリイオン水用の焼結石の製造方法である。 |
| 【構成】 |
ゼオライトを有する多孔質の凝灰岩の鉱物を200メツシユ乃至400メツシユの粉体を作り、小さな該凝灰岩の粒子を核として回転するドラム内で水を噴霧しながら該粉体を加えて固い球形状に形成する。この鉱物を電気炉で250℃乃至950℃の間で約3時間乃至12時間程度加熱焼成し、水分を除去してセラミツク状の焼結石を製造する方法を特徴としている。 |
【特許請求の範囲】
【請求項1】 ゼオライトの結晶構造を有する多孔質の凝灰岩で20メツシユ及び40メツシユの粉体を作り、小さな該凝灰岩の粒子を核として回転するドラムの中で水を噴霧しながら該粉体を加えて遠心力によつて固い球形状を形成し、その後該球形状の該凝灰岩を電気回転炉に投入して250℃乃至950℃の間で約3時間乃至12時間程度加熱焼成し、水分を除去してセラミツク状の焼結石を形成したことを特徴とするアルカリイオン水を作る凝灰岩による焼結石の製造方法。
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【発明の詳細な説明】【0001】 【産業上の利用分野】本発明はゼオライトの結晶構造を有する凝灰岩の鉱物を砕いて球形状を形成し、これを加熱焼成して硬質の焼結石を形成し、これを水に浸透してPH8以上のアルカリイオン水を作り、各種食品加工用、飲料用水に使用することによつて食品の鮮度保持及び長期の保存用と人体の健康維持に供するアルカリイオン水を作る凝灰岩による焼結石の製造方法に関するものである。 【0002】 【従来の技術】従来この種のアルカリイオン水は、鉱泉又は地下水等の取水を健康食品用のアルカリ水として使用する場合がある。また、各種の鉱石類に浸透してアルカリ水を作る場合等も種々散見されている現状である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】従来のもので述べたものでは、アルカリ性が大変に弱体であり、多数のアルカル水を長期間に亘つて使用しなければ鮮度や食品の保持保存の効果が達成できない問題点があつた。本発明は従来のこの様な問題点を解決するためになされたものであつて、その目的とする所は、ゼオライトの結晶構造を有する凝灰岩を砕いたものを球形状に成形し、これを数時間に亘つて加熱焼成した強度の高い各焼結石を濾過材として、飲料水道水や湧水などを循環浄水してアルカリイオン水を作り、これを各種食品の製造時等の水を使用する食料品に対して使用することによつて、腐敗の防止、長期間の保存、鮮度の保持を達成するアルカリイオン水を作る焼結石の製造方法を提供するものである。 【0004】 【課題を解決するための手段】本発明は上記目的を達成するために、多孔質の凝灰岩等の鉱物を砕いて球形状に形成し、これを所定の材料温度で数時間に亘り加熱焼成加工して焼結石を形成し、これを濾材として飲料水道水などを数時間循環浄水によつてアルカリイオン水を作るものである。 【0005】 【実施例】本発明の実施例を詳細に説明すると、採掘されたゼオライトの結晶構造を有する多孔質性を有する凝灰岩を20メツシユ及び40メツシユの粉体を作り、小さな該凝灰岩の粒子を核として回転するドラムの中で水を噴霧しながら該粉体を加えて遠心力によつて固い球形状を形成する。その後、この球形状の凝灰岩を電気回転炉に投入し、加熱温度250℃乃至950℃の間で約3時間乃至12時間程度に亘つて焼成加工して焼結石を形成する。そして、この焼結石は、多孔質で協力な吸着力と陽イオン交換能を有すると共に、遠赤外線を放射するセラミツク状になる。また、焼成された固形上の焼結石となり、強度も焼成前に比べると10数倍の強度となる。前記の製造方法で製造された焼結石を各種の飲料水道水、湧出及び井戸水等の浄水容器の濾材として24時間に亘り循環浄水するとPH8以上のアルカリイオン水となる。また、前記回転電気炉の加熱温度を950℃以上の場合には、鉱物の内部のシリカが溶けて硝子状になつて不通合である。更に、回転電気炉の加熱温度を250℃以下の場合には、全体的に軟弱化となると共に、遠赤外線も発生しなくなり濾過材としては不適合である欠点が生ずるものである。以上の様に製造された固形物よりなる焼結石によれば、従来製造された食品の鮮度が時間の経過によつて低下する原因である、種々のバクテリア、カビ類、菌類が活動して蛋白質、糖質、脂質を分解していくために種々の酸類、カビ類、バクテリア等が増殖しなくなり食品の内容物質が化学的に変化しないため、腐敗するのを防止する役目を果たすものである。即ち、この焼結石によつて作られたアルカリイオン水に含まれる無機質のイオン作用により水中のバクテリア、カビ類、菌類等の増殖を押さえる作用をする。このために水が殆ど腐敗しなくなり、この水で製造された食品は蛋白質、糖質、脂質をアルフアー化して長期間変化するのを防止できる。 【0006】 【発明の効果】本発明によつて、製造された食品鮮度保持用の焼結石によると、従来の遠赤外線の放射する以外に、種々の物質を吸着する能力と陽イオンの交換能力を有すると云う優れた効果がある。また、この焼結石は基準の水質の水が容易にアルカリイオン水となると共に、長期間に亘つて絶対に腐敗することがなく水質を安定的に保持できる効果と、このアルカリイオン水には、カルシウム、マグネシウム、カリウム、ナトリウム、鉄分等の多量金属元素とその他の微量金属元素がイオンとして水に存在しているために水の分子を小さな集団にすると共に、水質を安定的に保持して抗菌性を抜群とする効果がある。また、焼結石によつて浄化処理されたアルカリイオン水となつた水を、各種食品加工、ジユースやサイダー等及び酒類等に使用すると、従来の水で製造されたものと比較して鮮度保持が著しく高く、防腐材等の使用をしなくても食品の安全度が高く、美味があり健康的にも多大な好影響を得る効果もある。そして、多孔質の凝灰岩を20メツシユ乃至40メツシユの粉体を作り、凝灰岩の粒子を核として回転するドラムの中で噴霧水によつて該粉体を加えて固い球形状を形成したので、大小各種の球形を適宜調整して容易に形成できる効果がある。そして、該球形状を250℃乃至950℃の間で約3時間乃至12時間程度焼成したことによつて、凝灰岩の焼結石は著しい硬化及び軟化を防止して、適度の硬さに形成できると共に、内部の結晶水を確実に発散する効果と、球形状の焼結石としたことによつて循環浄水の際に水量の通過が良好で能力的で大変に優れた効果と、焼結石の接触等による粉砕を極力防止できる効果がある。 【0007】 【実験例】1.豆腐は保冷貯蔵しなければならず、特に夏場においては一日の保存で腐敗が始まり食べることが出来ないが、本発明よりなるアルカリイオン水を使用して、豆腐を製造したものでは常温でも五日位は腐敗が生ぜず、食べられると云う結果を得た。 2.本発明のアルカリイオン水を用いて生ラーメンを製造すると、通常の五倍程度以上の鮮度が保持された。 3.アルカリイオン水を使用した日本酒を製造した場合は、二年以上鮮度が保持され、且つアルカリ酒となる結果が得られた。 4.納豆においては、大豆を加熱して煮る時にアルカリイオン水を使用すると、大豆の芯部が柔らかく納豆菌の繁殖も良好である結果を得たものである。 5.アルカリイオン水をアンパンに使用するアンに用いると、常温でも通常の五倍以上鮮度が保持される結果を得た。 6.本発明のアルカリイオン水を炊飯用に使用すると、炊飯された米が長期間に亘つて黄色に変化したり、臭いの発生が無く、御飯が美味しく食べられる結果を得た。 以上の外に、本発明のアルカリイオン水を各種の食品に使用することも充分に可能となる結果を得るものである。
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| 【出願人】 |
【識別番号】591253788 【氏名又は名称】株式会社キムラ 【識別番号】591253799 【氏名又は名称】佐藤 一男
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| 【出願日】 |
平成3年(1991)8月29日 |
| 【代理人】 |
【弁理士】 【氏名又は名称】仙田 実
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| 【公開番号】 |
特開平5−58761 |
| 【公開日】 |
平成5年(1993)3月9日 |
| 【出願番号】 |
特願平3−298613 |
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